今回は内部メカとインテリアの製作です。

ややこしい取り回しの排気管は、タミヤのソフトプラ棒とプラパイプを組み合わせて作りました。
タイコは半分だけ上げ底再現された元部品をおゆまるとエポキシパテで複製し、ニコイチして完全な姿を再現。ミッションケースは適当なキットの物をやはり複製して再現しています。

エンジンルームはフレーム以外別物なのでほぼ全部作り直し。
側面モールドをすべて削り落とし、まずはヘッドカバーや極太ホースなど大まかな部品を作って全体のバランスを整えます。

細かな補器類や省略されてるフレームを自作して追加し、ロールバーを一回り細いアルミパイプに変更して大体のメカは出来ました。
あとは塗装後にパイピングする予定です。
ここまでサクッと書きましたが、実はかなりの時間と労力を使いました。(´Д`)
続いてインテリア。

ロールバーは2本のサイドドア・ビームが平行に走っていますが、F430 GTCは筋交いになっていますので修正します。写真は手前のみ修正していますが、この後奥も修正しました。

ダッシュボードもGTC仕様にプラ板とパテで改造。グローブボックスの三連ルーバーのリングは、0.2mm真鍮線を巻いて作りました。

伸ばしランナーの輪切りなどでスイッチ類を作ります。ルーバーのフィンはポンチで打ち抜いたプラを切って作ります。

センターコンソールとシフトレバーを、プラ板の箱組みで作りました。

キットのペダルは2ペダルなので、クラッチを含め全部作り直し。

左右テールライトの間にある横一文字のグリルを抜きます。
フレームが細いのでパーツに負荷をかけないようヒートペンを使いました。
力不要でスッと刃が入って切り抜けるので超便利!

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ただしヒートペンではどうしても正しい直線は出ませんし、切り口に溶けたプラの「返り」が出来るので、ある程度余白を残して切り取り、仕上げはヤスリで整えます。
次にクリアパーツの加工。

左右のサイドウインドウにはスライド式の小窓があります。

しかしGTCは助手席側にこれが付いていませんので削り落とします。

運転席側は、写真で見る限り常に開いた状態なので、ここもヒートペンで切り抜いてそれを再現します。

クリアパーツは断面も鏡面加工しないと見た目が悪くなりますので、ヤスリで整えた後にコンパウンドで丁寧に磨きました。
塗料の攪拌棒にフェルトを貼って研磨しています。

後部サイドガラスにはパンチング穴が開いていますので、それも再現しました。
ここも断面をしっかり磨きます。

リヤウィンドウには曇り止めの熱線が入っていますが、競技車両のGTCには当然入っていません。

なのでこれもペーパーがけで削り落とし。

コンパウンドで研磨して元の透明度を取り戻しました。
黒セラ枠のスジは元の凸モールドに沿ってカッターで溝を彫ってあります。
内部の再現もうちょっと残ってますが、次回に続きます。

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- 2020/07/19(日) 18:28:58|
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