エアーブラシや筆を洗浄したあとの使用済みシンナーが貯まりに貯まって邪魔になってきたので、久しぶりに廃棄処分しました。
との粉で濾過して再利用を繰り返したりしてましたが、それももうどうかと思うほど傷んだ廃液がおよそ1リットル近くあります。
カンペパピオ 残塗料処理剤 30G 【Amzon】今まではカンペハピオ(関西ペイント)の「残塗料処理剤」というのを使って天ぷら油みたいに固めて捨てていたので、またそれを近所のホームセンターに買いに行ったところ、他社商品に鞍替えされていました。
アサヒペンの水性油性兼用塗料固化剤という商品です。
裏側の説明書きはこんな感じ。
成分はカンペハピオ製品と同じく高吸水性樹脂とアルミナ系酸塩で、内容量も処理方法もほぼ同じ。これならまあ大丈夫だろうと買って帰りました。
で、空いた牛乳パックに廃シンナーを注ぎ、2.5倍の水を注いでから固化剤を投入して割り箸でひたすら混ぜます。これが結構しんどくて指が疲れるのですが、しばらくしてぷるんぷるんに固まりました。
固化剤はシンナーにではなく水に反応して固まる性質らしく、シンナーのままだったり水が少ないと固まりません。なので水性と油性の廃液を混ぜているとまた水の量が変わってくるので、水も固化剤も余分に用意して規定量から少しずつ調整していくのが良いかと思います。
新聞紙にでろんと出して乾燥させます。
今回処理するシンナーの量が多かったので、それが水で増えた上にさらに膨れ上がってすごい量になりました。
説明書にはオカラ状になるとあるけど、実際は潰したゼリーな感じ。
直接新聞紙やぼろ切れに吸わせて乾燥させるよりは遥かにマシだけど、やはり広げると結構臭います。
またこのゼリー状になった廃液は当然ながら新聞紙に浸み込むので、地面まで浸透しないように新聞紙の下にはビニールシートなどを敷いておいた方が良いです。
2~3時間ほど天日干しすると、水分が飛んで今度はオカラ状になりました。
これをそのまま包んでガムテープでぐるぐる巻きにし、燃えるゴミ(一般ゴミ)として出して廃棄処理はおしまいです。
今のところ貯まった廃シンナーの処分方法でこれ以上の良策を私は知りません。
けど1リットルも貯め込むと手間も臭いも大変だったので、この固化材一袋で処理できる最大量の400ml(クレオスのシンナー特大ボトル1本分)を上限に処理してしまうのが吉ですね。
初めての他社製品でも問題なく使えましたというレポでした。
アサヒペン 水性油性兼用塗料固化剤 35g 【Amazon】
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テーマ:模型・プラモデル - ジャンル:趣味・実用
- 2018/09/22(土) 13:55:28|
- 模型用ツール・マテリアル
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私は制作量が少ないせいもあって、廃液と呼べるほど洗浄液は溜まってませんね。
ただ、洗浄液をガイアさんが最近出した「マイルドツールウォッシュ」に換えたせいで、旧品由来の使用済み液を処分しようか迷ってます。
まあクレオスのスペアボトル(80)程度なんで、揮発させるか紙ゴミに吸収させても問題ないレベルではありますが・・・。
それはそうと、全く関係無い話で恐縮ですが、長年秋葉原に行った時に使ってたバイク駐輪場が無くなってしまいました・・・。
通勤経路の途中なので、定期で行けば済む話なのですが、バイクに乗る機会がどんどん奪われてる様で辛いですね。
石原政権時代の駐禁厳罰化からこっち、駐車場の整備は比較的進んだ様に見えますが、大型バイクは等閑にされてる状況です。
- URL |
- 2018/09/22(土) 17:47:21 |
- Phantom #-
- [ 編集 ]
>Phantomさん
その点自動車はバイクと比べると駐車場は潤沢にあるんですが、大阪の繁華街の駐車料金や高速代、ガス代を考えると電車のほうが遥かに安上がりなので、最近は車で乗り入れる機会がめっきり減りました。昔はまだトントンぐらいだったんですけどね。
- URL |
- 2018/09/23(日) 21:42:36 |
- おまみ(管理人) #Nc3lz.Jc
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