アオシマ カプセルトイ「デフォルメ連合艦隊 Vol.2」レビュー 第1回 空母赤城1938/1942
以前開発中のCGを紹介したアオシマのカプセルトイ「デフォルメ連合艦隊 Vol.2」ですが、延びていた発売日がいよいよ迫ってまいりまして、その見本が先日送られてきました。

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アオシマのカプセルトイ「デフォルメ連合艦隊 Vol.2」の3DCG画公開。発売は8月予定
このガチャ、小さいながらもディテールがギッシリ詰まって良く出来てるので、それを全6種一気レビューでは記事があまりに長くなってしまいますので、3回に分けて載せていきます。
まずは空母枠の赤城から。
大きさがわかりやすいようVol.1の時と同じく500円玉と一緒に撮影しました。
《赤城》
赤城は1938年仕様と1942年仕様の二種類。加賀とのペア販売はコスト的に無理だったそうです。

赤城1938。
近代化改装完了時仕様なので、艦載機が九六式艦戦、九六式艦爆、九六式艦攻になっています。

赤城1942。
ミッドウェー海戦仕様で飛行甲板に日の丸の識別標識が塗装されています。艦載機の零戦二一型、九九艦爆、九七艦攻は、Vol.1の翔鶴艦載機と同じもの。

Vol.1からの変更点としては、スクリューに色が付きました。それに合わせて艦首菊花紋章も黄色から金色に変更。

腰高な赤城の特徴をうまくデフォルメしてると思います。惜しいのは船体と右舷後部格納庫、艦尾甲板の合いがよろしくなく、隙間や段差があるところ。

こだわりポイントとして力を入れたという飛行甲板桁下。これはすごいですなあ!湾曲煙突の造形も排煙口が抜けていて中に整流板もあるし、前部格納庫のくびれもちゃんと再現されている。ウソみたいだろ。300円のガチャなんだぜ。これで…。


今回も船底は外れるので、海に浮かんだ洋上状態を再現できます。

Vol.1の翔鶴との比較。赤城の方がひとまわり大柄で、特に低重心の翔鶴に対して腰高な赤城の特徴が良く再現できてると思います。しかし菊花紋章が翔鶴よりひとまわり小さくなったのは残念。ここは同シリーズとして統一して欲しかった。
※翔鶴はノーマルでなく追加塗装しています。
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赤城1938と1942に付属の解説書です。
ご覧のとおり赤城はVol.1よりディテールがさらに細かくなり、色数も増えてよりカラフルになっていまして、製造原価は高騰してるのによくこれで前と同じ300円で収めたなと感心しました。艦首菊花紋章の大きさの件は、中の人もそこを詰め切れなかったのを悔やんでいました。色についてはVol.1のほうを次回の再販から金色に変更して合わせるそうです。
このデフォルメ連合艦隊 Vol.2、早ければ今月末くらいから店頭のガチャコーナーに実装されるとの事です。一回300円。
ネット通販の全種コンプリート版は10月アタマに発売予定。


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次回は長門陸奥のレビューを予定してます。

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このガチャ、小さいながらもディテールがギッシリ詰まって良く出来てるので、それを全6種一気レビューでは記事があまりに長くなってしまいますので、3回に分けて載せていきます。
まずは空母枠の赤城から。
大きさがわかりやすいようVol.1の時と同じく500円玉と一緒に撮影しました。
《赤城》
赤城は1938年仕様と1942年仕様の二種類。加賀とのペア販売はコスト的に無理だったそうです。

赤城1938。
近代化改装完了時仕様なので、艦載機が九六式艦戦、九六式艦爆、九六式艦攻になっています。

赤城1942。
ミッドウェー海戦仕様で飛行甲板に日の丸の識別標識が塗装されています。艦載機の零戦二一型、九九艦爆、九七艦攻は、Vol.1の翔鶴艦載機と同じもの。

Vol.1からの変更点としては、スクリューに色が付きました。それに合わせて艦首菊花紋章も黄色から金色に変更。

腰高な赤城の特徴をうまくデフォルメしてると思います。惜しいのは船体と右舷後部格納庫、艦尾甲板の合いがよろしくなく、隙間や段差があるところ。

こだわりポイントとして力を入れたという飛行甲板桁下。これはすごいですなあ!湾曲煙突の造形も排煙口が抜けていて中に整流板もあるし、前部格納庫のくびれもちゃんと再現されている。ウソみたいだろ。300円のガチャなんだぜ。これで…。

- 左から、九六式艦戦、九六式艦上爆、九六式艦攻。Vol.1の真珠湾トリオ&マリワナ沖トリオからの進化点としては、プロペラにも色が付いてハッキリわかりやすくなったところ。胴体底には色は付いていませんが増槽、爆弾、魚雷が再現されています。そして複葉機の羽は当初ユーザー組み立てになるとの話でしたが、見本では最初から組み立てられていました。
- 飛行甲板の遮風柵は、Vol.1の翔鶴型では表面が木甲板と同じモールドで成型色もタン色でしたが、今回は無数の通風孔表現のあるリアルなモールドになり、成型色も鉄張りのグレーになって大いに改善されました。また回転軸が軽くなり動かしやすくなっています。
- 二番エレベーターの艦載機格納ギミックは広く深くなって艦戦だけでなく艦攻でも収まるようになりました。フタをして収納も可能。ただかみ合わせがゆるくて逆さにすると外れる程度なので紛失に注意。
- 高角砲は、左舷と右舷での防煙シールドの有無も再現されています。艦尾20cm単装砲は格納庫パーツが押しつぶしたようになっているのがちょっと残念。
- 艦尾飛行甲板裏側はよく見ると、飛行機格用のハンギングレールまでちゃんと再現されていて驚き!

今回も船底は外れるので、海に浮かんだ洋上状態を再現できます。

Vol.1の翔鶴との比較。赤城の方がひとまわり大柄で、特に低重心の翔鶴に対して腰高な赤城の特徴が良く再現できてると思います。しかし菊花紋章が翔鶴よりひとまわり小さくなったのは残念。ここは同シリーズとして統一して欲しかった。
※翔鶴はノーマルでなく追加塗装しています。
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アオシマ・デフォルメ連合艦隊のサンプル届いた!(2) 翔鶴・瑞鶴 レビュー【2015-01-05】

赤城1938と1942に付属の解説書です。
ご覧のとおり赤城はVol.1よりディテールがさらに細かくなり、色数も増えてよりカラフルになっていまして、製造原価は高騰してるのによくこれで前と同じ300円で収めたなと感心しました。艦首菊花紋章の大きさの件は、中の人もそこを詰め切れなかったのを悔やんでいました。色についてはVol.1のほうを次回の再販から金色に変更して合わせるそうです。
このデフォルメ連合艦隊 Vol.2、早ければ今月末くらいから店頭のガチャコーナーに実装されるとの事です。一回300円。
ネット通販の全種コンプリート版は10月アタマに発売予定。
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次回は長門陸奥のレビューを予定してます。
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⇒comment
No title
東京ホビーショーで先行販売していたので3回程回してみました。(赤城・鳥海・摩耶)
摩耶と鳥海のバルジ有り無しも再現されていてアオシマさんの意気込みを感じました。
駆逐艦も開発&販売も考えているそうです。(駆逐艦は2隻入りで)
摩耶と鳥海のバルジ有り無しも再現されていてアオシマさんの意気込みを感じました。
駆逐艦も開発&販売も考えているそうです。(駆逐艦は2隻入りで)
No title
確かに気合入ってますよね。
この品質と価格を実現するために開発の人は
金型屋さんや工場の人と相当やりあったそうです。
駆逐艦の話はvol.1の再販がかかった時あたりに少しお聞きしていましたが、
会場でも話されていたという事は本気で考えていらっしゃるんですね。
これは頼もしいです。^^
この品質と価格を実現するために開発の人は
金型屋さんや工場の人と相当やりあったそうです。
駆逐艦の話はvol.1の再販がかかった時あたりに少しお聞きしていましたが、
会場でも話されていたという事は本気で考えていらっしゃるんですね。
これは頼もしいです。^^