隔週刊 世界の軍艦コレクション 第23号 空母龍驤 レビュー

11月19日に発売予定の、世界の軍艦コレクション2013年12/10号(第23号)空母龍驤です。
今回はサンプルの到着が遅かったのでレビュー遅れました。

世界の軍艦コレクション 第23号 空母龍驤 01



《冊子》

軍縮条約の抜け穴で軽空母として誕生した龍驤が、海軍の無理な性能要求のため航行の安定性に欠陥があった事、それゆえ第一線の舞台はまわってこなかったけど、縁の下の力持ちとして最期までよく働いた事が解説されています。

世界の軍艦コレクション 第23号 空母龍驤 02 世界の軍艦コレクション 第23号 空母龍驤 03 世界の軍艦コレクション 第23号 空母龍驤 04



《1/1100ダイキャストモデル》

1933年(昭和8年)の就役時仕様。
その後龍驤は戦没までに二度の大きな改装を受けてその姿を変えています。

世界の軍艦コレクション 第23号 空母龍驤 05

世界の軍艦コレクション 第23号 空母龍驤 06

世界の軍艦コレクション 第23号 空母龍驤 07

世界の軍艦コレクション 第23号 空母龍驤 08

世界の軍艦コレクション 第23号 空母龍驤 09

世界の軍艦コレクション 第23号 空母龍驤 10

世界の軍艦コレクション 第23号 空母龍驤 11

《製品の感想》
  • 組立塗装の品質は良。ただし提供個体には飛行甲板に少しだけ指紋の跡が付いてた。
  • 甲板標識、舷窓などタンポ印刷の品質は、くっきりしていてかすれもなくメリハリ感ある。
  • 艦橋窓をモールド再現。
  • 大きく前方に突き出た龍驤の艦首や、トップヘビーの艦影をうまく再現している。
  • 艦載機は13式艦攻4機、90式艦戦2機。胴体着陸でなくしりもちポーズ。普通先頭のはずの艦戦が最後尾。
  • 木甲板のモールドなし。
  • 就役時の飛行甲板は全面木張りだったらしいが、前部が鋼板張り表現になっている。
  • 艦橋前壁が前傾斜していない。垂直になるのは二次改装以降のはず。
  • 組み立ては正確なのに高角砲スポンソンとその支柱に大きなずれがある。設計ミス?
  • このシリーズの弱点のひとつだったスクリューのメタリック色の発色の悪さが改善されている。


飛行甲板表面に木甲板のモールドがないのは、小さい空母なので案外目立たなくて、自分は違和感や手抜き感は感じませんでした。ただ閲覧者様から教えていただいたのですが、就役時の龍驤の飛行甲板は全面木張りだったそうで、ここはパッと見でわかる部分なので指定ミスがあったのはもったいないなあと。全体的には悪くない感じなのに。

あと指紋が付いてるサンプルはシリーズのごく初期の物しか見た事なかったので、今は検品ではじかれてるのだと思ってましたが、ここにきてまだ出てきたのは意外でした。検査がゆるくなったのではなくたまたますり抜けた物だと信じたいです。


さて次回の24号は重巡利根です。

世界の軍艦コレクション 第23号 空母龍驤 12

艦首に砲塔を集中配置し艦尾は航空艤装された航空巡洋艦独特の姿で、武勲も多いため人気の艦です。
1942年仕様という事は、索敵機の発艦が遅れた因縁のミッドウェー海戦を意識したのかも。

「馬鹿な! カタパルトが不調だと?」


世界の軍艦コレクション 第23号 空母龍驤 13
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【theme : 模型・プラモデル
【genre : 趣味・実用

⇒comment

Secret

独特のシルエットが好きな空母なので、火曜日が来るのが楽しみです。
艦これの影響は大きいでしょうが、『世界の軍艦コレクション』も旧海軍の知名度向上に一役買っていると思います。
実際、自分も買い始めて初めて知った艦がありますから。
次回は、何もなくても常に不調な利根ですねw

No title

指紋、ですか。通販にしてしまったのでドキドキです。

甲板の件は残念ですが、そのおかげで【艦これ】ユーザーには身近になったかも知れません。
艦これの龍驤はフジミの旧キットを参考にしているようですが、
運悪く、キットでの間違った解釈(羅針艦橋の幅)もデザインに反映されています。
今作の旧型艦橋+鉄甲板との合わせ技は、
その意味で「龍驤ちゃん」的なので、個人的にはそう評価することにします(笑

こうしてみるとNeptun社の1/1250シリーズの質がいかに高いかを実感します。
3~4倍のお値段なだけなあるなぁ、と。

No title

艦これブームの特徴は、
今までのように人気が戦艦、正規空母といった大型艦ばかりに集中するのではなく、
それ以外の中小型艦も注目されているところにありますね。

この分冊百科シリーズは塗装済み完成品で値段・大きさ的にも
1/700プラモデルより数を集めやすいので、
艦これを機にその元になった艦船に興味がを持った人達が
手に取ってもらえればと思いますし、
イーグルモスはその人たちの期待を裏切らないような品質の物を
今後もリリースしていただきたいです。

入手、そして不良

標題通りです…。
右舷前部マスト中央部にヒビが入って外向きに曲がっていました。
(細かく言えば、飛行甲板も高角砲あたりで浮いていた)

版元に電話したところ、対応がスムーズだったのが幸いでした。
どうやら代替品が受け取れそうです。
資料として画像を送っているので、対応が確定したら、
事故品は改修用にしようと思います(交換ではないので)。

指紋は拭き取れば取れるレベルの物が艦底部にありました。
舷側通路の裏にもありますが、除去する試みそのものが大変そうです。
塗装はキチンとされているようです。

ご指摘の高角砲周りは、設計ミスでしょうね。
通路幅を削って支柱とスポンソンを合わせると、
逆に高角砲が甲板に干渉してしまいそうです。

考証的には後部格納庫の表現が気になりました。
竣工時はシャッターがなく、加賀と同じ開放型だと思うので。
表紙写真でもシャッターというより、カーテン状の物が見えます。

後は着艦制動策。
解説書にある呉式制動装置4型は1938年に完成したので
新造時での搭載はありえません。
ごくごく基本的なミスなので、知っている方が書いたというよりは、
その都度諸資料からの引用、孫引きで書き上げている感があります。
諸説ありますが、模型的な面白さを追求するなら、
鳳翔と同じ縦索式を採用して欲しかったかなぁ、と思います。

一番資料の多い時期の筈なのにどうした?という印象もありますが、
あるだけ感謝の龍驤さんなので、
甲板に艦これ風の呪符を描く術でも模索しようかと思います。

でも、艦首と格納庫後部の形状はプラモよりいい出来ですので、
龍驤っぽさは凄くよく出ていると思います。

No title

>出雲マンさん
考証の甘さに関しては、このシリーズの模型の監修を担当されている方も
イーグルモス社に以前からずっと意見されているのですが、
現状それが正しく外注先のモデルデザイナーに伝わるような仕事の流れになっておらず
どうなるかはそこのデザイナーの胸三寸みたいです。

今回の龍驤も例外ではなく、その件についてご本人のブログにて解説されていらっしゃいます。
当ブログ左カラムにあるリンク先「桜と錨の気ままなブログ」から見る事が出来ます。

管理にもっと時間とコストをかければ解決するのかもしれませんが、
そうなると今度はビジネス的にきびしいのかもしれません。
私もイーグルモス社と直接面識があるわけではないので
一体どうなってるのかはよくわからずもどかしいなあと思います。

No title

リンク先、見てまいりました。
仮に、監修者のコメントがモデルに反映されない流れやスケジュールで物事が進んでいるとなると心配ですね。
今まで向上し続けていたのは偶然かもしれないという点で。
とりあえず、瞬間接着剤でくっついた樹脂パーツを何とか外して加工出来ないか模索してみます。
高角砲間の通路がとてつもなく広いですし(^^ゞ
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