世界の軍艦コレクション 1/1100 戦艦 ビスマルク ディテールアップ

世界の軍艦コレクション第16号の戦艦ビスマルクにディテールアップを行います。


世界の軍艦コレクション 第16号 戦艦 ビスマルク 05

レビューの時にも書きましたが、ビスマルクはこのシリーズ最高レベルの品質で、元々模型映えするデザインのところへ持ってきてディテール、組立塗装共に価格以上の物を有しています。


なのでこのままでも全然OKなんですが、そこへさらに手を加えるのとどうなるのかをやってみたくなりました。今までは貧弱な品質を補正するためのディテールアップでしたが、今回はそれとは逆の理由のディテールアップというわけです。

とはいえやることは同じなんですけどね。


世界の軍艦コレクション 1/1100戦艦ビスマルク ディテールアップ 01 
  1. 副砲にバルチックスキーム迷彩が施されていないので、下半分をマスキングしてジャーマングレーをベースに迷彩色を調色して塗装。
  2. 塗り分け品質が向上したとはいえ所詮は量産品レベルなので、船体色を調色して境界をきちんと塗り分けました。基本、デッキ色と隣してる場所は全部です。
  3. 艦首のハーケンクロイツ(鉤十字)のマーキングの一部がかすれていたり、デッキ色へはみ出してる箇所があるのでタッチアップ補修。




世界の軍艦コレクション 1/1100戦艦ビスマルク ディテールアップ 02 
  1. 煙突両舷の探照灯カバーが省略されていますので、エポキシパテで原型を作っておゆまる複製。
  2. 探照灯台座をプラ材で作り、そこにカバーを取り付けました。そしてファンネルキャップとボート類の塗り分けが大味なので、もっと細かくリペイント。
  3. マストは一本足で細長いために空中線を張るとたわんでしまうので、真鍮線とピアノ線をはんだ付けして作り直し、さらに枝分かれしてる部分なども追加しました。
  4. レーダーはディテールアップ効果が大きい箇所なので、ファインモールドのメタルメッシュ正方形03を切り出して交換。



世界の軍艦コレクション 1/1100戦艦ビスマルク ディテールアップ 03 
  1. シェルター甲板と艦橋の舷窓がないので、ピンバイスで彫って再現。
  2. 今回は極力分解はしないつもりでしたが、そうすると奥まった部分にウェザリングができないので結局上構物を取り外しました。さらこの後主砲も撤去。
  3. シャドウをスミ入れ塗料、コピックモデラー0.02mm、シャーペンで入れ、エッジのハイライトを面相筆で入れて艦の起伏を強調。木甲板は第12号の戦艦日向から目の細かい凸モールドに代わっており、スミが均等にうまく流れないので木板継ぎ目のスミ入れは断念しました。いつものようにタミヤウェザリングマスター日本海軍艦船用で甲板に陰影をつけます。
  4. MDプリンターでデカールを自作し、上構物各所に見られる通風口みたいなスリットを再現。同様に艦橋窓も再現し、デカールを貼った後にスーパークリアーつや消しを吹いてデカールとウェザリング塗料の定着と、全体の質感を統一させます




世界の軍艦コレクション 1/1100戦艦ビスマルク ディテールアップ 04 
  1. つや消しコートする前の作業に戻りますが、三番主砲が載ってる甲板側面はディテールが省略されているのでプラ材で追加しました。
  2. メタリック塗料の発色が悪いのもこのシリーズの欠点の一つです。それに加えてスクリューはホコリを咬んでたりバリが多かったので、取り外してサンドペーパーをかけ、しっかり表面処理をした後に、ガイアカラーのスターブライトブラスでリペイントしました。羽根も薄く削り込んであります。
  3. 艦載機のアラドAr196Aは、省略されている垂直尾翼を追加してリペント。濃緑色一色塗りだったのを細かく塗り分けて、スーパークリアー半つや消しでコートして船体との質感の違いを表現しました。そしてその上からキャノピーを光沢のスカイブルーで塗ります。 
  4. クレーンは滑車とワイヤーを追加して、省略されている鉄骨の鳥カゴ構造を黒ベタ塗りで再現しました。




世界の軍艦コレクション 1/1100戦艦ビスマルク ディテールアップ 05 
  1. 分解した上構物を再組立て。クレーンはこの後の張り線作業の邪魔になるのでまだ組んでません。
  2. モデルカステンのメタルリギング0.06号で空中線を張りました。金属糸の切断工具はゴッドハンドの新製品メタルラインニッパーを初めて実戦投入。1/1100艦船模型にはちょっと刃が大きいですが、糸の切れ味は薄刃ニッパーの上を行きます。マスト自作もこれを使いましたが、断面を今までになくフラットカット出来るので、ヤスリがけほぼ不必要で便利(ツールレビュー: メタルラインニッパー)
  3. 艦橋の正面の探照灯は実物に比べて小さく迫力ないので削り取り、1/700艦船パーツのものを移植しました。またヤードも0.2mmピアノ線とエッチングメッシュを組み合わせた物に交換しています。



《完成》

世界の軍艦コレクション 1/1100戦艦ビスマルク ディテールアップ 06 

構造が日本艦と違うので、勝手がわからずとまどった箇所もありましたが出来ました。
Model Galleryへ完成画像アップしましたのでぜひご覧ください



 
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半田付け

さすがです。細かいパーツの半田付けは、こっちをつけているとあっちが溶け落ちるということはありませんでしたか?秘策があったら教えてください。

No title

>sinano42さん
それはなかったですが、熱伝導の悪い安物のコテを使ってるので
うまくはんだが流れずに苦労しました。

コツというか裏ワザですが、
はんだの付き方多少ぶさいくいなってしまっても、
溶かし直そうと思わずに固まってからアートナイフやヤスリで削り取って
最後にサインドペーパーで形を整えたほうが楽です。

No title

小さなスケールでも、ここまで作り込むとものすごく見栄えがしますね。
積んであるタミヤのティルピッツを作りたくなります(笑)

メタルラインニッパーは、私もハセガワの大和でマストに少し使いましたが、0.5mm位の調整なら余裕で出来て良い感じですね。
いつもよりマスト組み立てが捗りました。

半田ごては銅コテ先の60Wくらいのがあると、マストの組み立てにはいいかもです。
自分はグッドの100Wに、銅の丸棒を付けて使ってます。
それから、余分な半田を削るなら、鉄道模型用のキサゲ刷毛という物が便利ですよ。
大阪梅田のマッハ模型さんで取り扱ってます。

マストなどで熱が伝わりすぎる場合は、アルミのヒートクリップで要所を保護ですかね。

長文失礼しました。

ありがとうございます

>北越ゆきとさん

私ははんだの事が全然わかってませんので、
良い話を聞かせていただきました。
マトモなこてを買ったらもうちょっと楽にはんだ付けが出来ると思いますので、
ご助言を参考にさせていただきます。

ありがとうございました。
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