月刊モデルグラフィックス 2018年8月号 レビュー

昨日発売のモデルグラフィックス 2018年8月号は電飾特集。
バンダイのビーグルモデル・スターデストロイヤーのクリア版の付録付き、いつもよりページ増しで1,078円お高い1,880円となっています。

モデルグラフィックス 2018年8月号 レビュー 01

市販品とは違う透明版といはいえ、これまでのモデグラの付録のように新規設計された物ではないので、今回はいつものマガジンキットとは呼称していないようです。

にしても前回のF-14のときにあんだけ叩かれたのに、なんでまたこんな付録を付ける事になったの?と思いながら特集のトップページを見るとそのいきさつが書かれていました。

モデルグラフィックス 2018年8月号 レビュー 08

より多くの人に電飾模型を楽しんでもらう方法はないだろうか、もっと具体的に電飾工作体験をしてもらえないか、と試行錯誤を重ねてきました。そんなときに「でしたら、「スターウォーズ」のプラモデルを透明にして付録に付けませんか?」と申し出てくれたのはBANDAI SPIRITSホビー事業部。その協力により、こうして「ビーグルモデル001スター・デストロイヤー」の透明版を付録できることになりました。全パーツがクリアーという、電飾に適した模型が付録していたら、「ちょっとやってみようか」と考えてくれるに違いありません。最高のエクスペリエンスの提供なのです。


なるほどー
これはまさに小学生の頃定期購読してた学研の学習・かがくのコンセプトそのものです!
電飾には興味あるのに苦手意識から二の足を踏んでる私にとって、このモデグラ編集部の試みはどストライクで、大きく共感できる物がありました。


その付録の透明版スター・デストロイヤーです。

モデルグラフィックス 2018年8月号 レビュー 03

モデルグラフィックス 2018年8月号 レビュー 04

全長たった111mmの手のひらサイズ。
小さいのにモールドが超緻密ですごい事になってるのは聞き及んでいましたが、それが透明になるとワイヤーフレームのような独特の美しさがあり、スケルトンモデルとしてそのまま組むのもアリかと。


もくじです。

モデルグラフィックス 2018年8月号 レビュー 02

巻頭特集いつもは40ページなのに、今回は48ページの拡大版です。

スターデストロイヤーの作り方は、簡単な回路による初級編と、本格的な電飾を施した上級者編の2つが解説されています。

モデルグラフィックス 2018年8月号 レビュー 05
  1. 電飾模型にするために別途必要な電子部品とかが紹介されています。昔はこういうの秋葉原や日本橋の電気街とか大手ホビーショップに行かないと手に入りませんでしたが、今はネット通販で大抵買えるようになったので、そこに関してはハードルが低くなりました。
  2. 電飾工作法初級編。2個のLEDと抵抗、USB電源だけ使った簡単な回路による作り方です。完成写真見るとこれでも相当キレイなのが出来てますね。すげー!
  3. 28個のチップLEDを仕込んで隅から隅まで光らせる上級者編。ページも初級者編の倍の4ページを割いて解説されています。完成品はまるで極小撮影用プロップのよう!



モデルグラフィックス 2018年8月号 レビュー 06
  1. ビーグルモデルを使った海に沈むX-wingのジオラマ。海中に漂うカイバー・クリスタルやクラゲを、無線LED装置のX-BASEを使って発光させています。
  2. タイ・ファイターのハンガーデッキのジオラマ。建築物内部パネルを多数のLEDで全面発光させています。
  3. エンジンノズルや内部計器など各部を電飾したランドver.ミレニアム・ファルコン。先端のポッドもノズルが発光します。
  4. 1/12フィギュアの飾り台になってる帝国軍の室内の光る壁の作り方。縁の下の力持ち的なパーツです。
  5. 透明レジンキャストで作ったフィギュアを蛍光クリアーで塗装し、EP4のレイア姫のホログラムシーンを再現。
  6. 本誌付録のスター・デストロイヤーを使った、都市全体が赤く浮かび上がるように光るジオラマ。


特集以外の個人的注目記事です。

モデルグラフィックス 2018年8月号 レビュー 07
  1. ふじた先生の「パンツァーアナトミア」は早くも4回目、今回はルノーB1bisの劇中版再現法です。先生の信者だからこの連載に注目するのは仕方ない(笑)。
  2. 「岸川ラボ」はフジミ1/3000軍艦島のレビュー。キットは往時の姿ですが、それを鉄道模型やジオラマ素材を使って今の廃墟状態に改造しており、こんだけ手を入れたのならモノクロの小さな写真ではなく、他のライターさんの作例みたいにカラーの大きな写真で見たかったですね。
  3. ひそまそミニ特集。キャラ原案の青木俊直さんのイラスト。この方の絵は今時の萌え絵よりはややアート方向に振られた感じで、シンプルな中に独特の魅力があって好みです。
  4. 同じくひそまそミニ特集から、F-15Jのプラモを切り貼りしてまそたんに着せた作例。まそたんコンセプトデザインのコヤマシゲト氏へのインタビュー記事もあり。


今回の電飾特集は、付録を用いて実技的なコンテンツを用意してた分、その他の作例に関してはプロ技のオンパレードなところもありました。
しかし作例以外にもLED回路の基礎知識を解説したページや、そういうわずらわしいのを排除した昔の麦球感覚で配線できる電飾マテリアルの紹介、そしてスターウォーズプラモについてのバンダイへのインタビューなど良記事揃いで、時々ある無理矢理ページ埋め記事は見受けられませんでした。また電飾に興味ない人でもスターウォーズに興味あるなら、その特集としても見応えある内容と思いました。



モデルグラフィックス 2018年 08 月号 [雑誌] 【Amazon】


【theme : 模型・プラモデル
【genre : 趣味・実用

スケールアヴィエーション 2018年7月号 レビュー

買ったはいいけど地震のゴタゴタで放置していたスケールアヴィエーション2018年7月号のレビューです。

scale aviation 2018年7月号 01

特集はF-35。
日本の航空自衛隊に配備が始まったばかりの今最も旬な戦闘機で、そのため模型メーカー各社がこぞって製品化した素材でもあります。

scale aviation 2018年7月号 02


そんなF-35特集の内容はだいたいこんな感じ。

scale aviation 2018年7月号 03
  1. ハセガワ 1/72 F-35B。4日で完成した素組作例で、どのタイミングでどこを塗ればよいのかなどがビギナー向けに詳しく解説されています。
  2. ハセガワ 1/72 F-35A 空自仕様。ステルス機独特の電波吸収塗料の質感を、機体はグロス、コーティング部分はマットにする事で再現。
  3. モンモデル 1/48 F-35A。部位ごとにグレーやブルー、シルバーをわずかに混ぜたり、光沢を変える事により表面塗料を再現してます。表紙の作例はコレ。
  4. イタレリ1/32 F-35A。大スケールの恩威を生かすべく各部を緻密に塗り分ける以外に、偏光フィルムや蓄光テープ、超微粒子塗料といったさまざまなマテルアルを動員してステルス機の質感を再現。



その他の個人的に魅力を感じた記事です。

scale aviation 2018年7月号 04
  1. これも特集の一つなんですが、「藤田幸久的F-35のココロ」というイラストコラム。ハセガワとフジミのF-35の比較レビューとなっており、F-35が擬人化したようなコスプレ姿の美衣奈ちゃんがカワイイ♪
  2. スケビ創刊時からイラストを掲載していた下田信夫氏の訃報へのお悔やみ文。藤田先生と同じくSWEETの飛行機プラモのパッケージも描かれていましたね。心より故人のご冥福をお祈り申し上げます。
  3. 外板の凸凹を再現し、グロス塗装する事によってそれを光の反射加減で浮かび上がらせるという凝った技法で作られたタミヤ 1/32 F-4EJ。ただ残念ながらそれが写真では伝わりにくい気がします。
  4. ハセガワ 1/72 連山改造による連山改。計画のみで終わった飛行機なので松本州平先生考察による架空機でして、エンジン、カウル、プロペラ、銃座など各部大改造の力作です。


まー正直言うと、藤田先生のページがほとんど目当てで買ったようなもんですけどね。信者なので(笑)。
今回のF-35特集、メーカー、スケールは違えどどの作例も機体表面の電波吸収塗料の質感を表現するのに注力しており、簡単な物から匠の技までそれぞれが違った手法でトライしてるのが面白かったです。個人的にはやはりイタレリ1/32が最も凝っていて好みでした。
ステルス機は起伏が少ない分模型映えしにくいとろがあるだけに、表面の質感再現が要というのがライターさん共通の認識のようですね。



Scale Aviation 2018年 07 月号 [雑誌] 【Amazon】

【theme : 模型・プラモデル
【genre : 趣味・実用

大阪地震 無事情報

昨日朝の地震超怖かったです。

無事情報 01

うちはニュースで毎回映し出される最も揺れが激しくて被害が大きかった震度6弱の地域のうちのひとつでして、ズカーンと地鳴りがしたと思ったらあり得ないほどのすごい揺れで立ってる事も出来ず、棚の上の荷物は落ちるわタンスの引き出しは飛び出すわ、これ以上続いたら家が倒壊すると恐怖したところでなんとか揺れが収まりました。

すぐにご近所のみなさん表にわらわら出てきて一堂に怖かったねえ大丈夫だった?と話してると、間もなく表通りに救急車や消防車のサイレンがけたたましく鳴り出すし、駅に行っても電車は動いていない。あーこれ阪神大震災と同じやつだわとあの頃の思い出がよみがえりました。

我が家は先月末から外壁塗装や屋根の漆喰塗り替えなどリフォーム工事の最中でして、よりによってなんでお金かけて修繕してるところに大地震来るかなと思いながら家の外側を見て回りましたが、おかげで壁にヒビが入ったり瓦がズレたりといった損害はなさそうでした。足場の撤去作業が月曜の予定を、工務店に無理言って土曜にやってもらっておいて良かった!本当に良かった!(雨予報だったので)

無事情報 02


家の中も棚や納戸の荷物が崩れ落ちたりはしましたが家具の転倒まではいかず、幸い被害は最小限に抑えられました。

無事情報 03

食器棚は、阪神大震災の時観音開きの扉が開いて食器が飛び出したのを教訓に、隙間に厚紙を詰めて開くのを防いでるのです。今回はそれが功を奏しました。
しかし中で食器が崩れてるのを気付かず、扉を開けたとたんに落ちてきて結局割れて散乱するという超マヌケな結果に・・・><

一方模型のほうは、「JAJANフィギュアラック」という耐震タイプの鍵付きコレクションケースに入れていたおかげで、中でフジミ1/350雪風とアドラーズネストの46cm主砲弾が倒れた以外被害ありませんでした。

無事情報 04

揺れに耐えてよく頑張った!
実力が証明された以上、これはぜひ後日ツールレビューの記事にせねば!





そして夕方からは水道の濁りもなくなりガスも復旧しまして、そんなわけで私と家族はなんとか無事でやっています。

ただ今回の地震はモロに震源地なせいか余震が昨日から頻繁に起こってまして、TV報道では熊本地震と同じく大きな地震が近日来るかもしれないから注意するように喚起しており、予断を許さない状況でビビリながらこのブログ書いてます。
夜中も朝も余震でたたき起こされ寝不足気味・・・なんとかこのまま小康状態になって収まってくれと祈るばかり。


【theme : 模型・プラモデル
【genre : 趣味・実用

ハチマルヒーロー 2018年5月号 マツダ車特集

模型雑誌を買いに行ったのに、となりに平積みされてた自動車雑誌のほうが気になりそっちを買って帰ってきてしまいました(笑)。

ハチマルヒーロー 2018年5月号 01

ハチマルヒーローという隔月刊誌でして、表紙のタイトルロゴの上に「80~90年代の熱き時代を駆け抜けたクルマを楽しむためのカー・マガジン」とのコピーがあります。最近こういうあからさまに我々の年代をターゲットにしてる自動車雑誌増えましたねえ。

特集がマツダの旧車なので、この時点で結構魅かれるものがあったんですが、中をパラパラとめくってみると、この手の特集の場合大抵はFD3Sがメインで、同じRX-7でもFCやSAはオマケ扱いなんですが、目次を見るとFDを差し置いてFCに最もページが割かれていて驚き!本のコンセプト的に80年代に最も活躍していたクルマを優先してくれたという事なんでしょうか?(FDは91年冬から販売)

ハチマルヒーロー 2018年5月号 02

さらにはファミリアまでも載っている!
車歴がFC3S、BGファミリアなマツダ党の自分としてはこれほど琴線に触れるチョイスはなく、気が付いたらセルフレジでバーコード読み取らせていました。^^;

帰宅してじっくり読んでみると、この本は当時のメーカー公式の広報用写真やカタログ写真を再度載せるのではなく、現存する個体を取材してそれを元にノーマルのスペックと、その個体の特徴を紹介していくスタイルになっているようです。

初代RX-7 SA22Cのページ。
前期型と後期型各一台載ってます。

ハチマルヒーロー 2018年5月号 03
  • 上: 78年式前期型GT。ボディは綺麗だったけどエンジンがヨレていた個体に、なんと秘蔵の新品12Aエンジンを載せ替えてレストアされた個体。
  • 下:83年式 後期型ターボGT-X。オーナー様はレストアに5年もの歳月をかけ、もう30年所持し続けているとの事で、その愛を伺い知ることができます。



次に二代目RX-7 FC3Sは扱いが最も多くて、オープンカーのFC3Cを合わせて4台載っています。

ハチマルヒーロー 2018年5月号 04
  • 上: 白の前期型86年式GT LIMITED。当時友人のお兄さんが同じのに乗っており、あまりの格好良さに一目惚れしました。ボディラインと同化したパンパーや左右二本出しマフラーは、国産ではこれが初めてだったと思います。
  • 下: 91年式後期型GT-X。アルミ製ボンネット、ビスカスLSDなどを装備したホットグレードで、かつて私もこれの赤に乗ってました。なつかしー!!



ハチマルヒーロー 2018年5月号 05
  • 上: 限定スパルタンモデルの90年式アンフィニⅢ。マフラー以外ノーマルというのが素晴らしい!
  • 下: オープンタイプの92年式カブリオレファイナルバージョン。オーディオまで純正品のままというこだわり様。修理して使えるようにしたそうで、同じのが私のセブンにも付いてましたが6年目に壊れました。



三代目RX-7 FD3S。
前期、後期モデルの2台ですが、どちらもFCのアンフィニのようにスパルタンモデルとして販売されていた特別限定車です。

ハチマルヒーロー 2018年5月号 06
  • 上: 95年式3型のType RZ。この個体は走行距離1.8万kmの低走行な上に、ブーストメーターが装着されてる以外ノーマルという超希少車。内外装、エンジンルームいずれもメチャ綺麗!バンパーとボンネット、リトラライトカバーのチリもピッタリの極上品。
  • 下:02年式6型のスピリットR Type A。これもダッシュボードに3連メーターがある以外は見た目はノーマルぽい。



初代NAロードスターは3台の個体とマツダ開発者へのインタビュー記事が載っています。

ハチマルヒーロー 2018年5月号 07
  • 上: ウッドステア&シフトノブ、内装&ソフトトップがタンカラーで、バフ仕上げのホイールが付いた97年式VスペシャルタイプII。
  • 左下: テックアートによるサーキット走行と公道走行の両立仕様のチューニングモデル。元は95年式車両。
  • 右下: エンジンをヨシムラ、エクステリアをMCLが担当してチューンした「ヨシムラMCLロードスター」という劇レアモデル。92年式。


最後はファミリア。
BD3台、BF2台の計5台の個体が載っており、以下はそのうちの2台のページ。

ハチマルヒーロー 2018年5月号 08
  • 上: カローラ、サニーをも抑えて売れまくったBDファミリアの82年式3ドアHB 1500XG。なんと若くして事故死したレーサー高橋徹が所有していた個体。
  • 下: 88年式BFファミリア1600GT-X。日本初のDOHCターボ+フルタイム4WDで当時1.6L最強でしたね。これでWRCに参戦して優勝してたし、ファミリアが尖ってた時代のホットモデル。30年乗り続けられてるワンオーナーカー。



この雑誌買ったの初めてですが、取材車がいずれもほぼノーマルなのが良いですね。過剰なドレスアップや改造を施した車は第三者から見るとそれはもうノスタルジィの対象ではなく、オーナーの趣味が強く出た別の物にしか見えませんから。

そんなわけで今回は、おっさんホイホイな雑誌にまんまと取り込まれてしまったという話でした(笑)。



ハチマルヒーロー 2018年 5月号 vol.47 [雑誌] 【Amazon】

【theme : 自動車、バイク
【genre : 車・バイク

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