フジミ 1/700 戦艦日向 昭和16年 レビュー

昨日発売になったフジミ1/700戦艦日向早速ゲットしました。

フジミ1/700戦艦日向 レビュー 01
パッケージアートは、柱島ぽい泊地内で陽炎型(?)駆逐艦や伊勢ら艦隊とすれ違うドラマチックなシーンになっていてメチャカッコ良いです!特に伊勢の後ろで船体を大きく傾けて水しぶき立てながら回頭する駆逐艦の躍動感がたまらん!!


部品一覧。

フジミ1/700戦艦日向 レビュー 02
元々伊勢型戦艦の2隻はほとんど違いがない上に設定まで伊勢と同じの昭和16年なので、部品は発売済の伊勢とほとんど共通です。


唯一違うのがこの日向専用新規パーツT部品とV部品。

フジミ1/700戦艦日向 レビュー 03
似た部品構成である伊勢のQ部品の代わりに入っており、砲塔、マスト、艦橋の部品が付いています。

これ以外は伊勢と全く同じ部品が入っているので、全般的な感想は以前の伊勢の記事をご覧いただければOKです。


でもそれではレビューにならないので、ここでは伊勢との違いについて解説します。
わかりやすいよう伊勢の部品と並べて比較してみました。

フジミ1/700戦艦日向 レビュー 04
主砲塔部分。天蓋装甲板が伊勢は3枚でしたが、日向は4枚なのが再現されています。



フジミ1/700戦艦日向 レビュー 05
最も有名な差異点であるマスト部分はクロスツリーや上部形状が違います。
またこのマストはディテールアップ派が金属線に置き換える必要ないくらい超細く成型されてるので、ゲートカット時に勢いでうっかり折らないよう注意が必要なレベルです。


以上の2点が違いのわやりやすい部分ですが、このキットはそれ以外に艦橋の些細な違いまでも再現したのが売り文句になっていまして、私もよく知らなかった部分です。

組立図を見てみると、艦橋の中心より低い位置の羅針艦橋から上がほとんど新規部品になっています。

フジミ1/700戦艦日向 レビュー 14
フジミ1/700戦艦日向 レビュー 15

とはいえ部品番号がないと両方全く同じ絵に見えますし、実際パーツを並べて凝視しても間違い探しレベルにわかりにくいです。にもかかわらずここまで多くの部品が差し替えられてるのは、商品説明にある「昭和16年見張り所改装時に発生した伊勢とのわずか400mmの高さの差も考証再現」のためなのかもしれませんし、単に金型の部品割り振り的な理由かもしれません。

そして日向も伊勢と同じく防空指揮所は双眼望遠鏡でびっしり!個人的には嬉しいけど、まさか1/700に双眼望遠鏡の部品がノーマルで付いてくる時代が来るとは思いませんでした。


で、そのほとんど同じに見える艦橋パーツの中でもどうにか区別付いた物を紹介。

フジミ1/700戦艦日向 レビュー 06
戦闘艦橋は庇の大きさが違うそうです。日向のほうが大きいんだとか。言われてみればそうなっています。


フジミ1/700戦艦日向 レビュー 07
副砲指揮所は左右のエラ部分の形状が違います。ここは見張りの双眼望遠鏡を置くために出っ張り。



フジミ1/700戦艦日向 レビュー 08
羅針艦橋と戦闘艦橋の間にある下部見張り所(左)と見張り指揮所(右)もよく見ると全く同じではなく微妙にデザインが違ってます。しかしこの辺は考証的な差異点ではなく単に模型表現上の違いかもしれず、実際どうなのかよくわかりません。



フジミ1/700戦艦日向 レビュー 09
なお共通パーツでも日向と伊勢では付いてる部品に一部差がありまして、戦闘艦橋を日向は船底の右上「C1」、伊勢は左上の部品「C26」を使うように指示されており、互いの未使用分はどちらも切り取られています。



組立図です。

フジミ1/700戦艦日向 レビュー 12 フジミ1/700戦艦日向 レビュー 13
日向専用部品のくだり以外は伊勢のと全く同じ。航空戦艦版と比べると随分見やすくなっています。


そして公式の完成見本。




※画像元: Amazon

ウォーターラインシリーズのハセガワ製戦艦日向が再現している伊勢との差異点はマスト形状だけだったので、そこに加えて主砲や艦橋の細かな違いまで再現しているのは大きなアドバンテージと言えるでしょう。そして日向のベースキットである戦艦版伊勢が、他社に比べて精密なのがウリである特シリーズの中でもさらに進化した精密さを持っている事は、その時のレビュー記事で述べた通りでして、それらを踏まえて優秀なキットだと判断します。


これにて1/700特シリーズは日本戦艦全12隻+航空戦艦2隻コンプリートという偉業を達成。
その中で大和だけが一世代前の古い設計なのでリニューアルが望まれますが、艦NEXT版が出た事でしばらくそれはないでしょうし、今後は年式違いで展開していくんでしょうかね?他社ではカジカから金剛竣工時に続いて姉妹艦3隻開発中の発表がホビーショーでありましたし、フジミ自身も巡戦天城や超大和型紀伊を出すような社風なのであり得ない話でもないかもしれません。もしくは海外の人気艦へ舵切りするのもアリかと。(妄想)



フジミ 1/700 特97 日本海軍戦艦 日向 昭和16年 【Amazon】
【楽天市場】 【Yahoo!ショッピング】

【theme : 模型・プラモデル
【genre : 趣味・実用

フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その1

この間、部品状態でのレビューを行った艦NEXT1/350雪風ですが、多色成型のスナップキットという事で、見た目だけでなく組み立てやすさがどうなのかも問われる製品なので、今回は実際に組み立ててみます。

フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 17

そしてどんな風に仕上げるかに関しては、単なるパチ組みは公式の見本写真がすでにありますので、成型色を生かしつつもそれだけでは色数が足りない、もしくはシールでは精密なモールドが隠れてもったいないと感じたところは塗る、そしてスミ入れや軽めのウェザリングも入れて、パチ組みだけではわかりにくい製品の品質をキチンと表した物にしたいと考えてます。
ただ前に作った艦NEXT1/700大和のときもそうでしたが、手を動かしているうちにのめり込んでつい色々やりたくなってしまうタイプなので、そっちに走ってしまわないよう気を付けなくては。^^;


真っ先に色を付けたくなったのが機銃です。船体と同じグレー成型ですが、私としてはやはりここはガンメタルであって欲しいところなので塗装しました。

フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その1 01
機銃は銃身を銃架にハメ込む2ピース構造で、盾がボーナスパーツとして付いてきます。塗装してからの接着は接着力が落ちるのでまず先に組み立てました。


こういう場合、ゴッドハンドの刃がないニッパーというニッパー型のピンセットが、小さな部品をしっかりホールドしながら押し込む作業に向いていて、まるでスナップ式の細かい部品の多いこの艦NEXTシリーズのためにあるような工具です。

フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その1 02
この機銃でも、押し込むときに素手でやると環型照準器をうっかり折ってしまいそうになりますが、刃がないニッパーを使うとそのリスクもなく作業がはかどりました。

関連ページ: 模型の花道 ツールレビュー・ゴッドハンド刃がないニッパー



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その1 03
単装機銃は後ろ端のゲートを切り取っておき、切り口にも色がまわるよう加工してランナー状態のまま塗りました。そのほうが切り離してから塗るより遥かに楽で効率的です。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その1 04
リノリウム甲板上の魚雷運搬軌条は、軌条間のリノリウムの部分ごと一体のシールになっていて、貼るとこういう感じになります。
細かく織り込むところがあったり、軌条側面の外側まではカバーしてないのでそこはリノリウム色のままですが、平面なのでフィット感は比較的良く、塗り分けを手軽に行えるという点ではこれなら及第点と思います。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その1 05
ただシールの厚み分軌条がゴツくなるのは避けられませんし、フジミがこだわったという軌条の留め具は隠れて見えなくなりますので今回は塗装する事に。甲板上のハッチやマンホールもシール表現ですが、取っ手や蝶番の細かいモールドに馴染まずゴワゴワした感じになるので、この際一緒に塗装しました。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その1 11
リノリウム押さえはどうするか悩みましたが、色が付きべき所に付いている模型にしようと考えてるのでマスキング塗装。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その1 12
運搬軌条のシールを貼っただけに比べてだいぶイイ感じになりました。

しかしここまでやるとマスキング作業が結構大変で、もう全部塗るのと手間そんなに変わんないのでは?という話になり、簡単に作れる艦NEXTの方向性とずれてる感じがしないではありません。なのでリノリウム甲板の楽で高品質な表現法としては、ハセガワ1/350島風のオプションにあるリノリウム甲板シートが、その分お金はかかりますが最も良いのかなあという気もします。


ハセガワ 1/350 日本海軍 駆逐艦 島風 最終時 リノリウム甲板シート 【Amazon】

とはいえこれもズレなしにキレイに貼るのが案外難しいかもしれないので、実際に使ってみないと断言できませんけどね。


一方羅針艦橋後方の旗甲板の床のリノリウム張りは、ここはさすがに別パーツ化は無理でシール表現なのは以前レポした通りなんですが、シールの馴染みが良くてリノリウム押さえとのピッチもピッタリ、そして色も成型色とドンピシャな上に網点も目立たなくて、塗装と比べても遜色ありません。

フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その1 13

けどそのシールが採寸ミスなのか、艦橋床のグレーチングとの境目まで全然届いてなくて覆い残しがあるのはいただけません。そして艦橋内はせっかく精密再現してあるんだから、グレーチングの色や格子パターンも一緒にシール化して欲しかった。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その1 14
なのでここの床は塗装しました。グレーチングは簀子的な木製ぽい解釈をよく見ますので、ウッドブラウンとタンを混ぜた色で塗装。リノリウムはクレオスの日本海軍日本船舶迷彩色のリノリウム色を使いましたが、ご覧の通り成型色より明るい色で同じじゃないと塗ってから気付きました。後の祭り・・・



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その1 07
応急木材とボーナスパーツの弾薬箱も一緒に塗装。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その1 09
装載艇も塗装しました。
予備部品があるので比較用にシールを貼った物も作りましたが、1/350は大きくて1/700ほどシールの厚みが目立たない分、意外とそれなりに見られると思いました。内火艇(右)は幌にシールが案外馴染むし、ヨレが逆にそれらしく見えます。対して7mカッター(左)は無理に内側の凹凸に馴染ませないで、割り切って平面的に貼ったほうがシワが出来なくて見栄え良くなります。


その他のシール貼り箇所を塗装した部品です。

フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その1 15
  1. 主砲砲身基部の防水キャンバスのシールは、いかにも紙を貼った感じで質感が固いです(右)。なので色さえ付いていれば良い人向け。
  2. ウインチのワイヤーケーブルもシールになっていますが黒すぎな気が(左リール)。そして溝も覆ってしまうのでメタリックグレーで塗装してスミ入れしました(右リール)。
  3. ホーサーリールのロープのシールは、印刷の網点が接写写真では丸わかりですが(左)、肉眼で見る分には目立たないので悪くないです。ただし溝の線を印刷して欲しかったですね。セールカラーで塗装してブラウンでスミ入れ(右)。
  4. こっちは一回り小さいリールの二連タイプ。シールの厚み分だけどうしても太くなります(左)。塗装は、大きいのより溝がしっかりしていてスミ入れしやすかったです(右)。



次にラッタルとか蒸気管の排出口とか、実物なら抜けている箇所の黒ベタ塗りを、ランナーから切り離す前の状態のうちに行いました。組み立て後だと他の部品が干渉して塗りにくくなる場合があるからです。またこれらは後でスミ入れした時に一緒に拭き取れてしまわないようラッカー系塗料を使っています。

フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その1 16

また舷窓に関しては、1/350スケールなので影で黒く見える以外にガラス窓の質感を表現したいと思い、試しに光沢の黒で塗ってみました。なかなか良いではないかと思いましたが、よく考えたら仕上げでつや消しクリアーを全体に吹くので意味なかったですね(苦笑)。



スクリューはせっかくゴールド成型されているので迷いましたが、やはりメタリック塗料の美しい金属感は捨てがたく塗装。スクリューシャフトと球形の飾り脚も塗装しました。

フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その1 08

飾り台はNEXT大和の時にはつや消し塗装しましたが、今回は艦船と違った質感の表現をしてみたくて光沢塗装しました。しかし表面が梨地処理されているため良いツヤが出ません。光沢塗装するなら下地の鏡面処理が必要。


そんなわけで次回から組立てに入ります。



フジミ模型 1/350 艦NEXTシリーズ No.3 日本海軍 陽炎型駆逐艦 雪風 【Amazon】

【theme : 模型・プラモデル
【genre : 趣味・実用

フジミ 艦NEXT 1/350 駆逐艦雪風 レビュー

つい先日発売になった艦NEXTの新作1/350雪風のレビューです。

フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 01

雪風の1/350プラモデルはハセガワが2006年に、タミヤが2008年に発売しており食傷気味な気がしないでもないのですが、そこのところは接着剤塗装不要の多色成型スナップキットという先行2社にはない商品価値がありますので、全くのバッティングというわけではないのかもしれません。

それにこのアイテム選択は、艦NEXTシリーズ前作の1/700比叡同様、フジミがライセンシーの人気TVアニメ「ハイスクール・フリート」版へのバリエーションを見据えてるのは想像に容易く、その辺の展開如何は5月発売予定のOVAの結果など今後の人気次第でしょう。


OVA ハイスクール・フリート(完全生産限定版) [Blu-ray] 【Amazon】
OVA TVアニメ「ハイスクール・フリート」公式サイト


部品一覧です。

フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 02

艦NEXTの特徴として、船体以外の1枚1枚のランナーが小さいというのがありまして、それゆえ輸送中に箱の中でとっ散らかりやすくなるのを防ぐためか、最近の製品はそれらをまとめてビニールに梱包してありますので、部品を確認しづらいところがあります。上の写真で言えば船底の右となりのビニールパック一塊がそれにあたり、主砲や魚雷、リノリウム甲板の部品ランナーと組立図がまとめて梱包されていました。



フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 03
船体の継ぎ目は、タミヤと同じく鋼板を重ね合せた段差表現がされています。フジミの1/350スケールは以前は凸線による表現だったのですが、加賀あたりからこっちの表現に変わり前作島風も同じでした。
またこの雪風は昭和20年の最終時仕様なので、舷窓が塞がれている状態が再現されています。


フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 04
継ぎ目表現は今までよりモールドを立体的にしているとの商品説明なのですが、それは吃水線上よりも船底部で顕著に表れていました。島風のはもう少しマイルドで浅い感じ。



フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 05
上甲板のスパンウォーター(排水路)の表現もよりリアルに変更したとの事なので比較画像です。彫りが深くなっているのと舷外への排水溝が細くなってるのがわかります。滑り止めパターンも深くなったようで、今までよりスミを流しやすくなってるかもしれません。一方で魚雷運搬軌条の留め具も変わったそうなんですが、これは正直あんまり変わり映えしないような気がします。

雪風のグレーの成型色は佐世保海軍工廠色ぽい色で、島風の舞鶴海軍工廠色と比べてやや暗くてニュートラルグレー寄りです。



フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 06
艦橋パーツ。下部艦橋は一体成型になって組み立てやすくなっており、羅針艦橋後ろの旗甲板床のリノリウム張りはシールを貼る仕様です。ここはさすがに他の箇所みたいに別パーツ化出来なかったか・・・
雪風の最終時というと艦橋前面に防弾鋼板を装備している姿を思い浮かべますが、このキットでは何故か付いてない状態になっており、これは同じ艦NEXTの1/700雪風/磯風でも同じです。けど特シリーズのほうは付いてるんですよね。


フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 07
  1. 二番煙突基部と探照灯台座部分。ここも一体成型されており、ジャッキステーのデザインもリファインされているのだとか。
  2. 扉部分の凹凸形状が再現された魚雷格納庫。
  3. 装載艇。幌はシールを貼り付ける仕様だけど、この形状にキレイに貼るのは無理があるので白色成型にして欲しかった。
  4. 次発装填装置もスライド金型による一体成型。



フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 08
  1. 錨鎖はディテールがリアルなだけでなく、キャプスタン付近のは少し持ち上がってたりと奥行きを感じる造形に。
  2. 爆雷投下装置。1/350だと一発抜きでも中に爆雷が詰まってる感じが出てます。
  3. マストも/700のように太すぎる感がありません。中段に22号電探台座が付いた最終時の形。



フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 09
  1. 主砲はスライド金型。砲身は穴が開いており、上下可動する設計。
  2. 魚雷発射管はシールドがスライド金型。組み立て後は見えなくなるのに中の発射管のディテールが凝っており、魚雷本体も発射管と一体成型でなく別パーツ化されています。
  3. 三連装機銃。4点ものパーツから構成されていた1/350特シリーズの物と比べて2点に簡略化されています。
  4. 応急木材。組立図ではシールを貼るよう指示されてますが、むしろ塗装したくなる立体的な造形です。



フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 10

フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 11

1/350ともなると双眼望遠鏡もそれぞれの形状の違いが再現されており、しかもこれらはボーナスパーツでなく通常パーツ扱いで、接着剤不要のハメ込み式となっています。スゲエ!



フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 12
こっちが任意で取り付け自由のボーナスパーツ。
内容は、単装機銃、機銃用防弾板、弾薬箱、魚雷、魚雷運搬車、艦尾発煙管、マストの追加ビーム、舷梯。



フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 13
ボーナスパーツの取り付け図説。これらは取り付け部への穴開け加工や接着剤が必要になります。



フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 14
リノリウム色成型部品。艦橋後部の旗甲板以外はこれで色分けされています。



フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 15
他の多色成型部品。
スクリューがゴールド、スクリューシャフトと軸受けが赤、ファンネルキャップが黒、艦橋窓がクリアーですが探照灯のレンズ部分も付いており、グレー成型の探照灯本体にハメ込む2ピース構成になっている凝り様です。


フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 17
こんな風に!



フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 16
リアルシールとフジミが名付けた曲面に馴染みやすい紙シール。
雪風では見た目の鮮やかさを増すため、島風にはなかったシールが追加されて2倍近くの大きさになっています。具体的には運搬軌条、ホースリール(麻と金属)、舷灯、救命浮輪、応急材木など。さらに一番煙突側面に貼るマークには雪風以外に磯風、浜風用も付いており、今後のバリエーション展開がネタバレしてます(笑)。



組立図。

フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 組立図 01 フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 組立図 02
フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 組立図 03



そして公式のパチ組み完成見本。

フジミ 1/350 艦NEXT 駆逐艦雪風 レビュー 17
この見本、砲身基部を修正ホワイトペンで塗るどころかシールすら貼っていないの本当の意味でのパチ組みで、それだけにキット本来のポテンシャルがわかりやすいと思います。

1/350というと随分大きいという印象ですが、駆逐艦の場合30cm強と1/700戦艦と同じ位のサイズでコンパクトですし、その上ディテールは一回り上の1/350ですから見た目の説得力が違うという、一点豪華モノとしては良い面を併せ持っています。また組み立ても1/700ほど小さな部品もないので組みやすそうでして、実際のところどうなのかはサッと組んでみるのが手っ取り早いんですが、まずは第一報として部品を見てのレビューを載せました。



フジミ模型 1/350 艦NEXTシリーズ No.3 日本海軍 陽炎型駆逐艦 雪風 【Amazon】

【theme : 模型・プラモデル
【genre : 趣味・実用

フジミ 艦名プレート レビュー

早ければ明日26日で、大体週末には店頭に並ぶと思われるフジミの艦名プレート戦艦用のサンプルをいただきました。

フジミ 艦名プレート レビュー 01

この艦名プレートは空母用6種類が3月に発売済みで見本写真で見る分にはイイ感じだったんですが、実物を見た事なかったので一体どういう作りの物なんだろうとずっと思っておりました。アクリル製なのかプラ製なのか、それとも金属板に透明樹脂を固めたみたいな感じなのか?定価税込972円、実売価700円前後なので、専門店の金属製銘板ほどは高くないけど決して安いわけでもない。ネットを探しても購入者レビューが見当たらない・・・謎。

しかしてその正体はで今回実物を見たところ、凸型に成型された透明(わずかにスモークがかってる?)プラ製でして、裏側から図柄を印刷してその上から透け防止と発色を良くするために白引きした物でした。

フジミ 艦名プレート レビュー 02
プラ成型の厚さは1.0mmくらいあるので、印刷面を透明樹脂でコートしたような質感で美しく、裏返さなければ安っぽい感じはしません。
寸法は150mm x 25mmで、1/350スケールと1/700スケール両方で使えるように考えられたという絶妙のサイズ。という事はその中間の1/450、1/500スケールにもいけるはず。



フジミ 艦名プレート レビュー 03
平置き前提で作ったので、成型のゲート位置は正面から見えにくいよう上面にしたそうです。なかなかよく考えられており、斜めに起こして使う場合は多少視界に入りやすくなるで、気になる人は研磨処理ですな。



フジミ 艦名プレート レビュー 04
プレートの厚みは約3.0mmでした。



フジミ 艦名プレート レビュー 05
裏の凹面の深さは約2.0mm。
内側側面はわずかにテーパーがかかっていて斜めになっています。

しかし裏側が凹んでるという事は、置台などに固定する場合接着面としてそのまま使えないという事でして、どうしたものかなあと考えていたら、さらに注意書きにこのような文言が・・・

フジミ 艦名プレート レビュー 06
「性質上、印刷面は剥がれがおきたり傷がつきやすいため、鋭利なものでこすったり接着剤やテープを使用しないでください。」

接着剤もテープもNGなのか!

フジミの中の人に確認したところ、溶剤系の接着剤では印刷を溶かしてしまうのと、テストでテープをガチ圧着して勢いよく剥がしたらインク膜が持って行かれる事象が発生したため、このような案内を載せたのだそうです。

ゴム系みたいな接着面を浸食しない接着剤であれば印刷は溶けないとの話なので、もう剥がさない前提で裏側に2.0mm厚くらいのプラ板をその手の接着剤で貼って凹面を塞ぎ、そこを糊代にして置台に貼り付けるというのが無難な固定方法ですかね。モデラーならその程度楽勝だろと言われればその通りなんですが、それはそれとしてワンタッチで貼れないのは製品の仕様としてはマイナスポイントです。見た目が良いだけにもったいなく、パチンとスナップフィットでハメ込める裏蓋が付いてる設計にしてほしかった。


そんなわけでどんな風に見えるか、艦NEXT1/700大和と実際に組み合わせて見ました。

フジミ 艦名プレート レビュー 07
プレートを平置きにした例です。1/700大和と比べるとこの位の大きさ。


フジミ 艦名プレート レビュー 08
プレートに少し角度を付けて起こした例。裏にねり消しを付けて仮固定しています。


次にもうちょっとゴージャスに、アドラーズネストの金属飾り脚、WAVE T・ケース (WL) と組み合わせ、さらに同社の1/50 46cm徹甲弾と三式弾を合わせて飾った例。以前にそれらの製品レビューで作ったやつです。

《関連記事》
フジミ 艦名プレート レビュー 09
平置きした例。



フジミ 艦名プレート レビュー 10
角度を付けて起こした例。


やはりプレートがあると、わかりやすいくらい見た目がグッと引き締まります。
このプレートにはフジミのロゴは入っていないので、他社製品にも違和感なく使えるようになっており、考えてみたら今までプラモデルメーカーからのこの手の商品がなかったという不思議。

今後のところではプレート付きキットもバリエーションとして発売予定になってますし、どうもフジミはこれをエッチング、木甲板シールに続くオプションアイテムの一つとして売り込んでいくつもりみたいですね。




フジミ模型 艦名プレートシリーズNo.1 日本海軍戦艦 大和 【Amazon】
艦名プレートシリーズ製品一覧 【Amazon】

【theme : 模型・プラモデル
【genre : 趣味・実用

フジミ 艦NEXT 1/700 武蔵 DX、1/350 島風 DX 簡潔レビュー

先週12日に発売された艦NEXT 1/700 武蔵DX(デラックス)と1/350 島風DXです。既存商品のバリエーション物ですが、このブログではそのベースキットの方も取り上げた事なかったので、今回簡潔にレビューします。

艦NEXT 1/700 武蔵 DX、1/350 島風 DX レビュー
箱は通常版のと共通で、違いは側面の通常版の品番を塞ぐ形で「SPOT」の品番と「エッチングパーツ付き」と書かれたシールが貼ってあるかないかです。正直気付かない人結構いそう。もうちょっとわかりやすい意匠変更が欲しい・・・

このシールにも書かれてる通り、DX版というのはオプションのエッチングパーツが同梱されたセット商品でして、実際別々買おうとしてもお店に両方揃ってない場合が多々あるので、その煩わしさがなくて便利なのと、価格的にも少し安くなってお得なのが特徴です。


艦NEXT 1/700 武蔵 DX レビュー 01
中身。武蔵は最期の戦いとなった捷一号作戦前に船体を明るめのグレーに塗り直したと言われてますが、成型色は大和と同じ呉海軍工廠色に見えます。



艦NEXT 1/700 武蔵 DX レビュー 02
武蔵専用パーツ。
武蔵は模型的には副砲4基載せた竣工時のイメージが強いので、最終時の黒塗り甲板はインパクトあります。
このキットは例の海底調査以降に発売された物なので、既存の大和との差異点に加えて新たに見つかった信号ヤードや後部艦橋の見張所の違いやら、逆に見つからなかった墳進砲やらが付いていて、現時点において最新の考証を反映した唯一の製品です。



艦NEXT 1/700 武蔵 DX レビュー 03
それに加えてこのDXでは、特に公式アナウンスはありませんでしたがスクリューのパーツがゴールド成型に変更されていました。
左が通常版(ベージュ)で右がDX版(ゴールド)。パッと見木甲板のパーツのほうが目立ちますが、それは成型時の都合で付いてる不使用部品で、その右隣の小さい4つやつです。
これは良い変更点なので、DXだけでなく次回生産分の通常版の武蔵と大和にも取り入れて欲しいです。

※追記(2017/04/30)
フジミに再確認したところ、通常版では武蔵の初回製造ロットのみベージュ成型で、以降はゴールド成型となっているそうです。




艦NEXT 1/700 武蔵 DX レビュー 04
同梱のエッチングパーツ。別売されているのと同じものです。他のパーツに押されて曲がったりしないよう箱の一番底に入れられていましたが、厚紙とかの台紙なしに直接フィルムパックされているのがちょっと不安です。

艦NEXT武蔵は、定価ベースの計算でキットとエッチングをバラバラに買うと、
  • キット通常版 4,104円 (税込)
  • エッチングパーツ 1,944円 (税込)
  • 両方合わせて4,104 + 1,944 = 合計6,048円 (税込)
DX版が5,832円(税込)なので、
  • 6,048 - 5,832 = 216
バラ買いより216円安くなります。
この手の商品としてはまあ妥当な価格設定かと。



そしてこっちは1/350島風DX。

艦NEXT 1/350 島風 DX レビュー 01
フジミの島風はまず最終時が発売されて、後から竣工時が追加発売されました。そしてこのDX版は最終時のほうです。



艦NEXT 1/350 島風 DX レビュー 02
島風の同梱エッチングは、破損防止でちゃんとフィルムパック内に台紙が入っているので安心感あります。同じメーカーの製品なので規格統一して欲しいなあ。


艦NEXT 1/350 島風 DX レビュー 03
また真鍮エッチング以外にも、ステンレス製カラーエッチングの救命浮標、挽き物金属パーツの魚雷、砲身、爆雷が付いていてゴージャスです。(代わりにお値段もそれなりにしますけど・・・)


艦NEXT島風の場合でバラ買いすると、
  • キット通常版 5,184円 (税込)
  • エッチングパーツ 4,298円 (税込)
  • 両方合わせて 5,184 + 4,298 = 合計9,482円 (税込)

DX版が6,480円(税込)なので、
  • 9,482 - 6,480 = 3,002
なんとこっちは3,002円も安い!
って安すぎだろ!

なんで島風だけこんなに大盤振る舞いしてるのかについては思い当たるフシが・・・
というのはこの最終時の方は、改訂版を来月5月に出す予定になってるんですよね。


フジミ模型 1/350 艦NEXT 日本海軍駆逐艦 島風 最終時/昭和19年 【5月末発売予定 Amazon】

これにより今までのは販売終了となるので、憶測ですがこの価格設定は在庫一掃の一環なのでは?と邪推しています。


では新しい島風はどこが変わるかと言うと後部増設機銃台でして、ここは正しい形状がわかっていないため現在キットに入ってるのはフジミの独自考証による物なのですが、それに今までの通説の機銃台を新規設計して追加し、選択式にするとの事。

艦NEXT 1/350 島風 DX レビュー 04
これが現在入ってる後部機銃台で、写真を検証して悩みながらこの形を割り出した話が当時の公式ブログに書かれています。

ワンフェス1ヵ月前 【fujimi-style 2015年06月26日】


新しく追加される予定の通説版機銃台パーツというのはこれ。


画像元: Amazon

この改訂は考証至上主義者からの予防線なのか、はたまたガチバッティングしてるハセガワ対策なのか?
いずれにしてもこの新規パーツにこだわらなければ、島風DX版はかなりのお買い得という事です。


武蔵、島風DX両方ともスポット生産品なので再生産があるかどうかは不明です。欲しい人は早めに手に入れるのが賢明かと。


 
フジミ模型 1/700 艦NEXTシリーズSPOT No.2 日本海軍戦艦 武蔵デラックス 【Amazon】
フジミ模型 1/350 艦NEXTシリーズSPOT No.1 日本海軍駆逐艦 島風デラックス 【Amazon】

【theme : 模型・プラモデル
【genre : 趣味・実用

フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 レビュー

前回の記事で取り上げた艦NEXT比叡とほぼ同時にフジミから先日発売された、特シリーズの1/700伊勢の戦艦バージョンです。

フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 レビュー 01

伊勢と言えば航空戦艦(以後航戦)のイメージが強いですが、そっちは7年前の2010年に発売されており、今回出たのはそれより前の戦艦時代の姿です。この模型のウリは、その航空戦艦の部品を使いまわさず、金型を一から全部作り直したという所。
フジミの特シリーズは、同じフネの他バージョンを出しにくい設計をされている事がままあり、既存の航戦伊勢もその一つなのかもしれませんが、それでも全て作り直すというのは業界の慣習的に珍しいです。


部品一覧。

フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 レビュー 02
クリアーパーツを除いて船底まで全部グレー成型という潔さ!
実際のところ、船体が左右分割型のモデルは船底パーツが船体下端の内側に隠れる設計なので、赤色成型の必要がないのです。



フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 レビュー 03
5番、6番主砲まで付いてる戦艦バージョンの上甲板。他の戦艦なら当たり前のこの部品も、伊勢の場合逆にインパクトあります。でも実は30年の生涯の中で航戦だった時期は最後の2年だけなんですね。



フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 レビュー 04
ディテールが集中する艦首、艦尾付近。艦NEXT比叡の甲板見たばっかりなので、普通の艦船模型の塗り分けがいかに大変か痛感。




フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 レビュー 05
リノリウム張りの後部甲板は木甲板部と別パーツ化されており、ここは塗装を配慮した分割がされています。
個体差かもしれないけど左舷に少しバリあり。




さて、今回の戦艦バージョンと既存の航戦バージョンとの設計の大きな違いは甲板と船体です。
そこを両方を並べて比較してみました。

フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 レビュー 06

戦艦バージョンは航戦バージョンに比べて艦首の錨の表現が立体的でリアルになっていて、木甲板の彫りも若干深くなってくっきりしています。また、錨見台や通風筒等甲板上の設備の位置や大きさが同じでなかったり、二番主砲バーベットが一体成型に皮っていたりと、解釈や設計に若干の違いが見られます。
わかりやすいよう艦首同士を近付けたレイアウトに編集してますが、元は両方とも一枚の写真に写ってる物なので、撮影条件は一緒です。

まあ甲板に関してはこのように「並べて比べれば・・・」程度の違いですが、一方船体の方は、航戦が一体成型なのに対して戦艦は左右分割と設計が大きく変わってるため、パッと見だけで明らかな違いがわかります。

フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 レビュー 07
舷外電路、艦首のモンキーラッタルの有無もありますが、同じデイテールを比べても舷窓の庇やバルジのラインなど、シャープさが全然違います。



フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 レビュー 08
また戦艦は副砲が撤去されていなのでそれを入れるための穴が開いており、スライド金型の効果でその後ろの舷側肩部には、バルコニーのような短艇の揚降作業用張り出しフラットや滑り止めモールドが再現されています。




フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 レビュー 10
ケースメイト式副砲と、その下にたくさん並んでる極小パーツは双眼望遠鏡。どちらも今回の戦艦バージョンにのみ付いてる部品です。


双眼望遠鏡は、特シリーズ前作の空母飛鷹・隼鷹において、防空指揮所へのあまりの鬼配置ぶりに唖然としましたが・・・

フジミ1/700空母飛鷹 レビュー 18


それはこの伊勢にもしっかり引き継がれていました。今回もびっしりです(笑)。

フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 レビュー 11

双眼望遠鏡は老眼ではどんな形なのかもわからない吹けば飛ぶような部品なので、従来1/700では省略されており、私なんかもそうですが一部のモデラーが伸ばしランナーや真鍮線で自作していたのですが、今後は再現していくのがフジミの標準になりそうですね。

実際ほぼ同時発売の艦NEXT比叡にもボーナスパーツとして付いてますし、飛鷹の双眼望遠鏡ランナーは、要望が多かったのかアクセサリーパーツとして別売が決定しています。


フジミ模型 1/700 グレードアップパーツシリーズ No.120 水平双眼望遠鏡・探照灯セット 【Amazon】



フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 レビュー 09
前回レビューした艦NEXT比叡との製品コンセプトの違いがわかる所として、同じ36cm砲ながらこちらはギミックより見た目重視で俯仰が固定式になっています。砲身先端に穴が開いているのは同じですが、伊勢ではさらに砲身基部に外筒砲とその作業台が再現されています。凝ってますね。



フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 レビュー 12
艦橋などの上部構造物に関しては、パーツの分割に若干の違いはあれど基本似た設計です。ディテール表現も新しい分だけ戦艦の方が多少シャープで細かい所もありますが、大らかに見れば五十歩百歩ですね。クロスツリー型マストはより繊細に成型されていました。



フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 レビュー 13
煙突は、排煙口の内蓋外蓋が再現されている所は航戦と同じ。左側の3番4番部品は蒸気捨管の終端部で、これらは航戦では再現されてなかった部分。



フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 レビュー 14
クリアーパーツ。九五式水上偵察機が3機や探照灯などが付いてます。



組立図。

フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 組立図 01 フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 組立図 02

フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 組立図 03 フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 組立図 04

航戦の組立図とレイアウトが変更されており、だいぶ見やすくなってます。例の少尉さんもアドバイス役で登場してますし(笑)。


そして公式の完成写真。

フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 完成見本 01

フジミ 1/700 戦艦伊勢 昭和16年 完成見本 02
※画像元: Aamazon

完成見本はユーザーが購入を決める重要なファクターなのに、フジミはこの品質が良かったり手抜きだったりとわりと不安定です。最近では前回の隼鷹が良い感じで、その前の飛鷹と今回の伊勢は基本色ベタ塗り。もうちょっとがんばれ。


感想としては、特シリーズは2008年に発売された金剛以降、戦艦、空母(軽空母を除く)といった大型艦に関しては皆1/700トップレベルの品質の高さなんですが、それでも今回こうして伊勢の航空戦艦と戦艦を比べてみると、7年間の技術差を感じました。この頃は艦NEXTが注目されがちですが、特シリーズも地道に進化してるんですね。
最近は海外勢でカジカという新興メーカーが1/700金剛竣工時を発売し、ディテールで拮抗しているだけでなく船体外板の継ぎ目再現という目新しい表現で注目されており、フジミには兜の緒を締めて飽くなき進化を続けていただきたいと思います。

あとエッチングとかのディテールアップパーツは、今の時点での公式アナウンスでは企画検討中となっており、フジミの新製品は7月上旬発売予定分まで発表されているので、それ以降になるのではと思います。



フジミ模型 1/700 特シリーズ No.96 日本海軍 戦艦 伊勢 昭和16年 【Amazon】

【theme : 模型・プラモデル
【genre : 趣味・実用

検索フォーム
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール

おまみ

Author:おまみ
模型サイト「模型の花道」の管理人です。
http://www.h3.dion.ne.jp/~mokei/

FC2カウンター
最新記事
カテゴリ
Twitter
最新コメント
リンク
月別アーカイブ
BD/DVD/CD 【Amazon】

【Amazon.co.jp限定】「君の名は。」Blu-rayスペシャル・エディション3枚組(早期購入特典:特製フィルムしおり付き)(オリジナル特典:描き下ろしA4特製フレーム[高画質印刷]+特殊加工ポストカード2枚組付き)



「君の名は。」Blu-rayスタンダード・エディション



終末のイゼッタ Vol.5(全巻購入者イベントチケット優先申込券付) [Blu-ray]



OVA ハイスクール・フリート(完全生産限定版) [Blu-ray]



宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 2 [Blu-ray]



ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー MovieNEX(初回限定版) [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]



シン・ゴジラ Blu-ray特別版3枚組



シン・ゴジラ Blu-ray2枚組



【早期購入特典あり】「フレームアームズ・ガール」1(Blu-ray限定プラモデルキット[アニメ版 轟雷・素体]付)(クリアファイル(轟雷)付)



【早期購入特典あり】「フレームアームズ・ガール」2(Blu-ray限定プラモデルキット[アニメ版 スティレット・素体]付)(クリアファイル(スティレット)付)



【早期購入特典あり】「フレームアームズ・ガール」3(Blu-ray限定プラモデルキット[アニメ版 バーゼラルド]付)(クリアファイル(バーゼラルド)付)



【早期購入特典あり】「フレームアームズ・ガール」4(Blu-ray限定プラモデルキット[アニメ版 作中キャラクター]付)(クリアファイル(アニメ版 作中キャラクター)付)



宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [Blu-ray]
最新トラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
PR
Amazonランキング プラモデル・模型
模型雑誌 【Amazon】
艦船模型 【Amazon】
飛行機模型【Amazon】
AFV模型【Amazon】
自動車模型【Amazon】