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フジミ 1/200 戦艦大和艦橋(テストショット)を作る その1

フジミさんから提供していただいた今月下旬発売予定の1/200 戦艦大和艦橋のテストショットを作ります。
まずは塗装前の下地処理から。

フジミ 1/200 戦艦大和艦橋を作る その1-01
部品を見て最も気になったのが、テストショットのせいかパーティングラインの段差が大きいところ。特に下部艦橋前面のは目立ちます。
おそらくこの辺は製品版では修正されているのではと思います。



フジミ 1/200 戦艦大和艦橋を作る その1-02
パテで段差を埋め、サンディングして修正しました。



フジミ 1/200 戦艦大和艦橋を作る その1-03
同様に裏側のパーティングラインも修正します。


次は部品同士の合わせ目消しです。

フジミ 1/200 戦艦大和艦橋を作る その1-04
下部艦橋の上に取り付ける下部見張り所には合わせ目が出来るので、やはりパテ埋め+サンディングを行い消してやりました。



フジミ 1/200 戦艦大和艦橋を作る その1-05
防空指揮所のヤード裏側は別パーツになっていて、ここも合わせ目が出来ます。同様に処理しました。


パーティングラインと合わせ目を消したら、全体にサーフェイサーを吹いて修正跡をチェックします。

フジミ 1/200 戦艦大和艦橋を作る その1-06
下部艦橋前面はまだ修正が十分でなかったので、再度サンディングしてサフ吹きします。



フジミ 1/200 戦艦大和艦橋を作る その1-07
サンディングとサフ吹きを3回繰り返してだいぶ目立たなくなりました。これ以上やると周辺のモールドが消えてしまったりダルくなるので、この辺で妥協します(実際ジャッキステー一部消えてしまいました)。


下地処理が終わったところで、次に色を乗せていきます。
大和は基本グレー一色ですが、防空指揮所の床だけはリノリウムやグレーチング貼りで、特にリノリウム床は別パーツ化されていないので塗り分ける必要があります。

フジミ 1/200 戦艦大和艦橋を作る その1-08
まずはMr.カラー日本海軍日本船舶迷彩色のリノリウム色で、防空指揮所の床を塗装。



フジミ 1/200 戦艦大和艦橋を作る その1-09
次にリノリウム押さえを塗装するためマスキングします。



フジミ 1/200 戦艦大和艦橋を作る その1-10
ガイアカラーのスターブライトブラスを吹いて、マスクを剥がすとこんな風に。



フジミ 1/200 戦艦大和艦橋を作る その1-11
そして今度は船体色を塗るためリノリウム床をマスキングします。これが大変だったー!



フジミ 1/200 戦艦大和艦橋を作る その1-12
黒立ち上げ塗装を行います。まずは下地色としてMr.カラーのジャーマングレーで全塗装し、その上からタミヤカラーラッカー塗料の呉海軍工廠グレイをフチを残してボカシ塗装します。


フジミ 1/200 戦艦大和艦橋を作る その1-13
エッジ部分を際立たせるためタミヤエナメルカラーで呉海軍工廠グレイより明るい色を作り、ドライブラシ塗装を行います。


次に別パーツ化されているグレーチング張り床を塗装します。

フジミ 1/200 戦艦大和艦橋を作る その1-14
この床、なぜか正方形のくぼみ部分が凸モールドで、骨組の格子部分が凹モールドという、本来の構造とは逆さまの処理が施されています。なので全体をMr.カラーのジャーマングレーで塗装後にタミヤエナメルカラーのダークイエローで塗装。そして凸モールド部のエナメルカラーをフィニッシュマスターでふき取り、格子モールドを際立たせます。



フジミ 1/200 戦艦大和艦橋を作る その1-15
グレーチング床パーツを防空指揮所にはめ込んで、防空指揮所の塗装完了。

以降他の個所もこれと同様に黒立ち上げで塗装していきます。

次回に続く。



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フジミ 1/200 戦艦大和艦橋 テストショット入手

12月に発売予定の1/200戦艦大和艦橋のテストショットをフジミさんから提供していただきました。

フジミ 1/200 戦艦大和艦橋 テストショット 01

フジミ 1/200 戦艦大和艦橋 テストショット 02
これら二枚の写真で全部品。大きさが分かりやすいように100円ライターとか500円玉を並べて撮影。
1/200ってこんなに大きいのか!と思うくらいデカイですw


次に各部品のディテール。

フジミ 1/200 戦艦大和艦橋 テストショット 03
この下部艦橋だけで女性の握りこぶしくらいあります(笑)。


フジミ 1/200 戦艦大和艦橋 テストショット 04
羅針艦橋とその付近。トイレットペーパーの芯くらいの直径。


フジミ 1/200 戦艦大和艦橋 テストショット 05
15m測距儀(上)と二号一型電探(下)。


フジミ 1/200 戦艦大和艦橋 テストショット 06
防空指揮所(表・裏)と前部測距儀塔。


フジミ 1/200 戦艦大和艦橋 テストショット 07
昼戦艦橋(上)、測距儀中央部(左下)、主砲射撃指揮所(右下)。


フジミ 1/200 戦艦大和艦橋 テストショット 08
九四式高射装置(左上)、機銃射撃装置(右上)、連装&三連装機銃(左下)、艦橋窓(右下)


これらはT2(二度目の試験打ち)だそうですが、さすがにこのサイズともなると、鉄板の厚みやエッジの利き具合とかは文句なしです。ラッタルやジャッキステーのモールドがどうもあっさりに見えるのですが、それは大和を模型でしか知らないので、本来はこれくらいがリアルなサイズなのかもしれません。

せっかくなので実際に組んでみたいと思います。
それはまた後日という事で。



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フジミ1/3000集める軍艦シリーズの動く背景動画見に行ってきた

大阪日本橋でんでんタウンのジョーシン電機スーパーキッズランド本店に、7月のワンフェスで展示されていた島田拓身氏のフジミ1/3000集める軍艦シリーズの動く背景動画が先週から展示されていると知って、見に行ってきました。

動く背景動画展示のご案内(ジョーシン電機スーパキッズランド本店様) 【fujimi-style 2018 9/5】


あったあった!

フジミ1/3000集める軍艦シリーズの動く背景動画見に行ってきた 01

思ってたより大画面で大艦隊!
てか、現在発売されているシリーズの艦艇すべてがここに揃ってるそうです。

ディスプレイのデモ映像は単なる海面と白波の動画だけでなく、1/3000集める軍艦シリーズを使って日本海軍艦艇を解説するプロモーションビデオ仕立てになってます。

フジミ1/3000集める軍艦シリーズの動く背景動画見に行ってきた 02

これ見て映画「連合艦隊」の冒頭の、

「海は日本を閉ざし 海は日本を開いた」

のテロップシーン思い出しました。


アバン的なのが終わると大海原を航行する連合艦隊の画面に切り替わり、デモ映像が始まります。

フジミ1/3000集める軍艦シリーズの動く背景動画見に行ってきた 03

加賀と飛龍が重力に負けて脱落してるのが残念~。他にも取付位置がずれてしまっている艦艇も少し・・・その後店員さんが直してくれてると良いけど・・・>_<


第二次大戦時の軍艦だけでなく、海上自衛隊の護衛艦もいました。

フジミ1/3000集める軍艦シリーズの動く背景動画見に行ってきた 04

上から、しらね、ひゅうが、いずも、その後ろにはるしお、そうりゅうの潜水艦隊。
分類的には護衛艦は駆逐艦クラスですが、その前列に並んでる戦時下の駆逐艦と比べると明らかに大きく、巡洋艦、空母並にゴツイのがわかります。


各艦のごとの解説では、それに合わせて該当艦が主砲を発射します。

フジミ1/3000集める軍艦シリーズの動く背景動画見に行ってきた 05

こんだけよく出来てると砲塔が横を向いてないのが惜しくなる贅沢!


フジミ1/3000集める軍艦シリーズの動く背景動画見に行ってきた 09

空母の場合は艦載機が発艦します。艦首の先に見える黒い物体がそれで、加賀と飛龍は白波から発艦してました(苦笑)。
駆逐艦は主砲の代わりに魚雷を斉射していて、雷跡が発射管から放射線状に延びていくシーンが超カッコ良く、なんで撮影し忘れてしまったのか悔やまれます。


そしてディスプレイの手前には、島田拓身氏のもう一つの代表作であるレジンキューブも展示されていました。

フジミ1/3000集める軍艦シリーズの動く背景動画見に行ってきた 06

フジミ1/3000集める軍艦シリーズの動く背景動画見に行ってきた 07
こんなところに加賀と飛龍がw

フジミ1/3000集める軍艦シリーズの動く背景動画見に行ってきた 08

透明レジンで固める事により、立体的でドラマチックなシーンを切り取った斬新なアイデアのビネット作品で、オブジェとしても大変美しいです♪


デモ映像の一部の動画。



デモ映像は、各艦艇の紹介以外にもフジミの軍港シリーズのどの製品にどの艦艇が入っているかの説明もあったりと、上手い具合に製品の宣伝を兼ねた内容になっていて、あまりに良く出来ていたのでしばらくの間見入ってしまいました。というかもうここまで本格的な物だともう趣味の範囲超えていて、どう見てもプロのお仕事です。ありがとうございました。

ちょい残念だったのは、店内でのセッティングが音が小さい上にすぐそばで流れてた別のビデオの音声と混じってしまい(さらには店内放送BGMとも混じってしまい)、せっかくのナレーションやサウンドがハッキリ聞き取れない事でした(ナレーションもどう聞いても素人の声じゃなかったです)。
そんな事もあり、ショーウィンドウの一角で長時間聞き耳を立てて突っ立ってる不審者状態だったので、店員さんからはさぞかし怪しい奴だと思われた事でしょう(大汗)。

この作品、フジミのブログによると展示は12月頃まで予定してるようなので、興味を持たれた人はでんでんタウンに行ったときにスーパーキッズランドに立ち寄られてみてはいかがかと思います。


《関連外部リンク》

fujimi style
フジミ1/3000集める軍艦シリーズ 【Amazon】
スーパーキッズランドブログ
島田拓身 (@ngshimada) |【Twitter】

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フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その4 完成品写真と総評

ちょっと体調がおもわしくなくて更新が遅くなりましたが完成した艦NEXT1/350雪風です。

組み立てレビューとして作ったので細部を塗り分けた以外は成型色のままで、その上からウェザリングとつや消しコートを施したのみの素組み。ボーナスパーツは全部付けました。


《全体》

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 01

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 02

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 03



《各部クローズアップ》

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 04

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 05

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 06

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 17

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 07

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 08

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 09

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 10

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 11

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 12

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 13

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 14

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 15

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 17



最後に手前から奥まで焦点距離を変えた写真を何枚か撮り、それを繋ぎ合わせて被写界深度合成したパンフォーカス写真です。Photoshop持ってないので手動による作業でして、えらい時間かかりました(笑)。

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 18

フジミ艦NEXT1/350駆逐艦雪風 完成画像 19


1/350なので1/700より部品強度に余裕があるため、本来細いはずの部分を無理に太くしてるようなところも少なく、完成した姿はご覧の通り他社製の1/350雪風と比べても遜色なく見事な精密感です。そして何より組み立てやすい!前後マストを甲板に差し込む所以外は(笑)。

また論点になるスナップフィットの固さですが、現時点において最も新しい艦NEXTシリーズだけに最初の大和と比べると結構改善されていました。固すぎて入らないという部品はゼロではありませんがほとんどなくなっており、逆に小さな部品は固さを加減して壊してしまわないよう配慮されているのもわかりました。
ただ壊れやすい極小パーツの集合体で、しかも部品数の多い艦船模型自体が元々スナップ式との相性が悪いジャンルであり、固さを加減すると形状的にどうしても微妙に強度が足りなさそうな箇所も多少出てきますので、既存の接着剤を使ったスケールモデルのカチッとした強度に慣れてる者としては少し不安に感じるところもあります。接着剤不要というのは臭いや安全面、手軽さで大きなセールスポイントなのはわかりますが、今回の雪風でもまだそれは完成の域の技術ではなくやはり併用するのがベストかと。

ここが今後どれくらい進化できるのかによって、このフジミの新たな挑戦が後々大きく評価されるか否か別れると思いますので、個人的には期待します。

 
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フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その3

その2の続き。今回で完成まで持っていきます。


フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 17
魚雷運搬機上の間のリノリウム張りはシールを使いました。
成型色とカラーマッチングがぴったりな上に平面に貼るため馴染みも良いので、つや消しコート吹いたらパッと見差がわからなくなります。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 18
フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 19
そんなわけで、スミ入れが終わったところで一回目のつや消しコート。ここでやっておくと、この後のウェザリングをしても一緒にスミが流れ落ちませんし、ウェザリング材の食いつきもプラ地に直接するより食い付きが良くなります。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 20
そして甲板上の構造物を取り付けますが、各部品のピンとその穴は未塗装時のクリアランスで調整されているので、つや消しコートの塗膜分だけでもハメ込みがきつくなるのでご注意。
私の場合は、塗装時の持ち手用のクリップをピンに挟んで塗装したので、そこに塗料が付かずに事なきを得ました。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 21
それ以外の部分では、前部マストは艦橋の旗甲板を貫通させる構造なので通らなくなりました。ここは組立図にも「折らないように注意してください」とわざわざ書いてあるくらいの難所なので、無理をせず棒やすりで穴を広げて対処しました。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 22
船体のウェザリングは、艦NEXT大和の時と同じくMr.ウェザリングライナーを使います。


フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 23
スパンウォーターや舷窓の蓋など、雨だれや錆が起きそうなところにスートブラック(すす色)、ディープブラウン(こげ茶色)、ラストオレンジ(錆色2)をちょんちょんと少なめに描き込みます。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 24
専用薄め液を含ませた平筆で、上から下方向に伸ばしながらぼかしていきます。含ませすぎると全部流れてしまうのでホドホドに。今回は大和より控えめに汚します。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 34
船底のウェザリングはMr.ウェザリングカラーで同様の効果が出来ないものか試してみました。面相筆で流れる雨ダレをランダムに描き込みます。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 25
そして同様にぼかします。
感想としてはどちらでも同じ効果を得られましたが、ウェザリングライナーは「ここから汚れが垂れてる」的なピンポイントの汚しに向いていて、ウェザリングカラーは面一体をぼんやり汚すのに向いている感じでしょうか。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 26
船体に船底を付けました。後ろ半分、特に艦尾の差し込みが固いですが、しっかり押せばパチンと入ります。ただし再度外そうとすれば壊れてしまいそうな固さなので、取り外し可能にしたいなら調整が必要ですね。

そしてウェザリングした部分に二度目のつや消しコートを行って定着させます。ここは軽く程度でOK。




フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 27
メタリック塗料はつや消しコートされると金属感がなくなるので、コートの後に錨鎖をガンメタルで塗りました。
この雪風の錨鎖はスタッド(鎖環の真ん中にある桁)まで再現されていたり、甲板の起伏に合わせて微妙に高さが変わっていたりと非常に精密かつ立体感溢れた造形なので、下手に金属チェーンに置き換えるより丁寧に塗り分けてやったほうが見栄え良い気がします。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 28
烹炊所煙突の先端部はさすがに黒成型で別パーツ化されていませんので、機関部の煙突に合わせて斜めに黒塗りしました。真っ黒に塗るのではなく、やや彩度の落ち着いたタイヤブラックを使っています。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 29
探照灯はレンズ部がクリアパーツで別パーツ化されているので、中をシルバーで塗ってからハメ込みました。
塗膜で合いが少し硬くなりますが、シルバーは下地が透けにくいので薄く塗っても発色しますからまあ大丈夫かと・・・ひと手間かけると見栄えアップポイントです。

なおシルバーは下地を黒で塗っておくと発色が良くなります。(今回もそうしてます)



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 30
艦橋側面の舷灯と救命浮標にシールを使った場合(左)と塗装した場合。
軍艦はグレーと甲板色だけで地味なので、少しでも色数を増やして見た目を良くしようとこの雪風で初採用された部分とフジミの開発の方から聞いています。その姿勢は評価しますが、残念ながらサイズが合ってませんでした。特に舷灯はランプ部分が点灯してやや明るくなってるところを再現したりとこだわりを見せてるのでもったいない。

それと舷窓にガラスぽさの表現でクリアーを流し入れました。最初から光沢ブラックで塗装していたのですが、つや消しクリアーをコートした事でフラットブラックになってしまったからです。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 31
機銃とボーナスパーツの防弾板、弾薬箱、艦尾発煙管を取り付けます。機銃を最後にしたのは鎖をつや消しコートの後に塗ったのと同じ理由で、特に単装機銃と防弾板は壊れやすいので、これらの中でも最後に取り付けるのが賢明です。


フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 32
艦NEXT1/350雪風完成しました。

キット総評は次回の完成品画像公開の時という事で。
代わりに今回はもう一つのレビュー対象であるクレオスのMr.ウェザリングカラーを、タミヤ・スミ入れ塗料の代わりに使った感想を述べます。

《長所》
  • 発色や伸びはタミヤスミ入れ塗料と同等で何ら遜色なし。
  • 専用うすめ液は、エナメル塗料用溶剤のような刺激臭がなくほぼ無臭で快適。
  • ウェザリングカラーもうすめ液も今回盛大にプラ表面に塗ったけど、それによるプラ割れ一切なし。
  • ビンの中に撹拌球が入っているので撹拌しやすい。

《短所》
  • キャップに刷毛が付いてないので、塗料皿にあけて使う必要がある。手間!
  • ビン口が狭く、量が減ってくると調色スプーンで少量すくい上げるのは難しそう。長口タイプのスポイトが色の数だけ要る。
  • 乾燥時間はエナメルよりやや早く、乾燥後は専用うすめ液で落ちにくくなるので、あんまり悠長には作業できない。

プラが割れない、うすめ液が匂わないのが最大の利点で、艦NEXT大和の組み立て時に割れまくった経験からすると、スナップキットに使うならこれ一択です。せっかくスミ入れ塗料全色揃えてましたが鞍替え決定!
今回の雪風の製作で使ったのはこれらの色でした。
※リンク先: Amazon

    

Mr.ウェザリングカラー マルチブラック40ml
Mr.ウェザリングカラー マルチホワイト 40ml
Mr.ウェザリングカラー ステインブラウン40ml
Mr.ウェザリングカラー ラストオレンジ 40ml
Mr.ウェザリングカラー専用うすめ液 110ml



その4へつづく。

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フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2

「その1」の続きで、今回から組立です。


フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 01
船体は、芯になる内部フレームに左右から分割されたガワをハメ込む構造ですが、これがキツい!
すべてのパーツの土台になる箇所なので、ガタが出ないようにと意図的にそうしてるのかもしれませんが、正直このまま力任せに押し込んで大丈夫なのか?と不安になりました。なので気になる人は穴を広げて接着剤で強度を補完したほうが無難です。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 02
ボーナスパーツの増設単装機銃を付ける場合は、甲板パーツを取り付けるこの段階までに裏側のガイド穴から1.2mmのピンバイスで穴を開けます。
甲板パーツはリノリウム部分と鋼板部分が入り込んでる関係でわりとカクカクの多い不規則な多角形にもかかわらず、船体にハメ込むときには隙間なしにパチンと入りますのでちょっと感動します♪



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 03
甲板上の構造物を各ブロックごとに組み立て。ここではハメ込みが固すぎるところは特になく、ストレスなしで組み上がりました。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 33
むしろ黄色い円で囲んでる箇所の一番煙突から突き出てるスキッドビーム、二番煙突基部の構造物、ループアンテナはハメ込みが緩めで微妙にぐらつくので、接着剤を併用したほうが良いくらいです。

そしてスミ入れは船体に取り付けた後では塗料がまわりにくくなる箇所が出来るため、この段階で行っておきました。
前回作った大和ではエナメル塗料ベースのタミヤスミ入れ塗料を使ったところ、プラが脆くなって負荷のかかるダボ穴から部品が割れるトラブルが頻発したため、今回はそれが起きにくいのが売り文句の油彩ベースのGSIクレオス製Mr.ウェザリングカラーを使用。

フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 04
スミ色にはマルチブラックを使いますが、そのままでは色が濃くてどぎついので薄くします。しかしうすめ液で希釈すると、乾燥後のスミの溜まりやすい所とそうでない所とで乾燥後に色ムラが出来るので、希釈せずにマルチホワイトを混ぜて暗いグレーに調色して使います。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 05
雪風は滑り止めパターンのモールドが同シリーズの従来の物より深くなっており、余分なスミをふき取る時に大和のように全部持っていかれず、影になる部分にキレイにスミが残りやすいです。

Mr.ウェザリングカラーの使用感としては、タミヤ製みたいにキャップに筆が付いてないのでいちいち塗料皿に出さなくてはいけないのが手間ですが、発色、浸透性は同性能で遜色ありませんでした。逆にうすめ液がほぼ無臭な所はアドバンテージです。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 06
スミ入れが終わったら、凸モールド部やエッジにタミヤウェザリングマスターBセットのスノーを軽くこすり付け、輪郭をさらに強調します。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 07
船体の継ぎ目のような段差が薄かったり、抜きの関係でエッジが甘くて拭き取り時にスミが残りにくい箇所は、0.2mmのシャーペンでスミを描き込みます。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 08
そのままではくっきりしすぎていかにも「線」なので、綿棒で擦って輪郭をぼかします。鉛筆芯自体の光沢は、最後につや消しクリアーでコートすれば消えるので無問題。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 09
艦橋内部の羅針儀や双眼望遠鏡を取り付けます。非常に小さく壊れやすいパーツなので押し込む事に不安でしたが、右正面の望遠鏡以外は適度な固さですんなり入りました。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 10
せっかくこれだけ精密再現されているので、双眼望遠鏡はレンズ部分を、羅針儀はトップの真鍮部分を塗装しました。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 11
窓パーツを取り付けて艦橋内部完成。床のグレーチングは、Mr.ウェザリングカラーのステインブラウンでスミ入れ。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 12
窓パーツは個体差かもしれませんが、右角部分にウェルドライン(射出成型時に樹脂同士がぶつかって出来る層の線)があり、ランナーから切り離した際に負荷でそこから割れてしまいました。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 13
小さい部品なので肉眼では窓枠と同化してそんなに目立たないのでヨシとしますが、もし皆さんお持ちのNEXT雪風の窓にもウェルドラインがあったら、切り取る際に注意したほうが良いです。クリアパーツは他の成型色より硬いので、曲げや衝撃に弱いのです。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 14
魚雷はそのままではグレーなので塗装しました。発射管装填用とボーナスパーツの運搬台車積載用の2種類。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 15
発射管に取り付けると下から覗き込んでわずかに見える程度なので、実際は先っぽを黒く塗るだけでもOKです。
そしてその発射管も精密なディテールが再現されていますが、組み立てるとシールドに隠れてほとんど見えません。でもそういう部分まで仕上げるのが好きなのでやってます(笑)。



フジミ艦NEXT1/350雪風 組み立てレビュー その2 16
後部マストに付いてる艦尾信号灯をつまようじの先で塗装。各ランプが何色なのか知らない人は多いと思うので、舷灯のようにシールを付けるか、組立図に色指定が欲しいところです。


その3に続きます。
あと純正エッチングパーツが発表になりました。8月発売です。

 
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