RX-7の心臓部ロータリーエンジン13BTの製作です。
前回は冷却ファンとインタークーラーのメッシュをエッチングに置き換え、インタークーラーの高さを詰め、それに合わせてタービンからのパイプも詰めたところで終わりました。

プロポーションは良くなったものの、やはりこれだけでは省略されてる箇所が多く物足りなさを感じるので、ディテールをある程度追加していきます。
FCに乗ってた当時、エンジンルームを見て何気に目に入ったのがこの黄色い円で囲ってある支持金具でした。

エアポンプとオルタネーターのストラップなんですが、これを0.3mmプラ板で再現しました。

そしてロータリーエンジンの場合エンジンルームを覗くと言えばまずオイルチェックなんですが、キットはオイルパイプとフィラーキャップ、オイルゲージのすべてが省略されています。

なのでこれらを真鍮線とプラ材で再現しました。
それとサージタンクの内側が中空になっているので、これをプラ板で塞ぎました。

オイルフィルターも省略されているので再現。
当時よくディーラーさんに、RX-7のオイルフィルターは奥まったところにあるので交換が大変と聞きました。

インタークーラーの高さを変えた事により、オルタネーターと干渉しないための窪みが裏側にあるので、それを再現しました。
そしてスロットル側のインタークーラーホースが省略されているので、プラ棒を曲げて作りました。

さらにインタークーラーホースと接続しているスロットル周りもプラ材や真鍮線、真鍮パイプで自作。
それら各部をエンジンに取り付けるとこんな感じになります。

ここは上にインタークーラーが乗るので完成後ほとんど見えなくなるのですが、メカの仕組み、特に吸排気系を正しく再現したいという気持ちが上回りました。(5日かかりました)

それらしく見せるワンポイントが欲しいという事で、タービン側インタークーラーパイプのホースバンドを0.1mmプラペーパーで再現しました。

実車には、タービンの下にアクチュエータがぶらさがってますが、ここもキットでは省略されています。

再現しました。

アクチュエーターからタービンに繫がってる細いパイプも真鍮線を曲げて再現。
ま、この辺も完成後見えるかどうか微妙なところですね(笑)。
13BTエンジンの製作、次回に続きます。


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- 2022/08/14(日) 18:44:42|
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アオシマ製のFCのボディ、リトラクタブルライトは閉めてるか開けてるかの選択肢になっていますので、これを開閉可能に改造します。

で、タミヤのは開閉可能なのでこれを参考にしようと思ったんですが、タミヤのも実車のと構造が違ってるんですね。
具体的には、
- 実車は回転軸の受けが一点支えなのに対して、キットは2点支え
- 実車は閉じてる状態でもライトが正面を向いている折り畳み構造なのに対して、キットは閉じると斜め下を向くよくある一体型
どちらもこの大きさの模型では再現に無理があるのでタミヤとしても苦肉の策だったのはわかります。
私としても折り畳み構造は見えない箇所なので諦めますが、軸受けの方は見える箇所なのでもうちょっと実車に近付けたい。

なので可動軸を真鍮線で作ってなるべく目立たないようにしました。

閉じてる状態。
今は仮組みですが、本組の時はもう少しチリを合わせられると思います。

開いた状態。角度的にも我ながらなかなかの再現性。
せっかくなので電飾したいなーでもこのパーツ反射板の奥行きが浅いので、LED埋め込むとなるとそこからの作業になりそう・・・結論は保留しときます。

今回はタミヤのシャーシーにアオシマのボディを被せるのですが、その帳尻合わせのため以前ラジエーターを一旦切り離しましたが、表面がつるんつるんなので、ここにファインモールドの汎用ラジエーターメッシュエッチングを貼りました。

ファインモールド AE16 メタルメッシュ ラジエーターパターン 【Amazon】 表裏両面貼ります。


片面は枠がないためメッシュの切り口が露出してしまうので、プラ材で簡単に枠を組みました。
あとホビーデザインからタミヤFC3S用ディティールアップパーツが出てると知って購入してみました。

ホビーデザイン HOBBY DESIGN 1/24 マツダ サバンナ RX7 RX-7 GT リミテッド ディティールアップ セット タミヤ 24060 (hd02-0403) 【Amazon】エッチングーパーツとレジン製シートベルトバックル、サテン製シートベルト生地が付いてました。

んー正直言うと期待外れでしたね。
エアクリーナーカバーやボンネットスクーブがメッシュ張りという間違った解釈をしてますし、ロゴエンブレム類もFCはステッカーです。デザイナーが実車を知らないのがまるわかり。今回後期型に改造する事もあって実際に使えるのは半分ぐらいかな。
ラジエーターの冷却ファンも正直エッチングにするほどの意味あるのかなあと疑問ですが、こんだけたくさんの部品で構成されてるその熱意に押されて組み立ててみました。

メリットは、ファン断面が薄くなるのとカチッとしたシャープな部品になる事。
デメリットはファン断面の緩いRが再現されないのと、円形部品の積層構造なのでその合わせ目が出来てしまう事。

インタークーラー表面のメッシュは、堀が深くシャープな良く出来たモールドなのでそのままでも十分なんですが、せっかくなので削り落としてエッチングに替えました。
アルミ調メッキも良い感じでしたが、エッチングとの質感差が出るので落としました。
エンジンは昔このキットを買った時に先に作ってそのまま放置していたんですが、今回の製作にあたってディテールアップを施すため分解して塗装を落とし、このエッチングを加えて再度組み直しました。

うーんなんかバランス悪いなあ。
FCのカタログ記載の公式写真のエンジンはこう。

タミヤのキットはギッシリ詰まった感が弱いんです。
インタークーラーの位置が高すぎるのが原因の一つぽいですね。
そこで高さを落とし、それに合わせてタービンとの間のパイプを寸詰めしてみました。

わりと良くなったと思います。
そしてキットノーマルのままではエンジンルームスッカスカでディテールが足りないので省略されてる部分を作っていくのですが、これが終わりの見えないエンジン沼への第一歩だったのです。。。
次回へ続きます。


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- 2022/07/14(木) 18:21:36|
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スタートした途端更新が滞ってしまってすみません。
さてFC3Sの内装ですが、出来の良い前期型のタミヤの部品を使ってるので、今回は後期型への修正やディテールアップです。
フロントシートの出来は特に問題ないですが、ドライビングポジション調整レバー類や助手席シート裏ポケット、背もたれ前傾ペダルをプラ材と真鍮線、真鍮パイプで追加しました。

こんなところまで再現してる1/24キットはまずありませんが、実際に自動車に乗るとハンドルやペダルと並んで手で触れる馴染み深い部分なので、私はつい再現してみたくなるのです。
次にリヤシートですが、生地の縫い目のパターンが前期型になっているので、これを後期型に修正します。

余分なところはポリパテで埋め、足りない所は目立てヤスリで溝を彫っていきます。
目立てヤスリはいくつか持ってますが、中でもゴッドハンド製は高いけど切れ味が抜きん出ており、私はもっぱらこれを愛用しています。
トランクには組立図のように荷物の固定用ベルトが一体成型で再現されていますが、ここは別素材で仕上げたいので削り取ります。


同時に突き出しピン跡もパテで埋めてツライチ処理しました。
また後部スピーカーのネットの形状も、前期型と後期型では違います。

前期はこんな風に台形型の凝った意匠になってますが、後期は普通に円形になっているのです。
なのでこの部分をくり抜きます。

代わりにここにメッシュを貼りますが、調べてみた所もっとも網目が似ているのが、ファインモールドの汎用エッチングメッシュ「AE01あみ目・正方形03」でした。

ファインモールド メタルメッシュ AE01 あみ目 正方形03 【Amazon】けどそのまま切り抜いて貼ったのでは周りがガビガビで汚いので、真鍮線で枠を作ってそこに貼りました。

エッチングには網目の交差モールドのある表とない裏があるので、間違えないよう接着します。
そしてこれを開けた穴に貼るのですが、そのまま貼ったところ中が丸見えでした。
なので簡単にですがプラ材でスピーカーを再現。

そしてその上からスピーカーネットを貼ります。

次にタミヤ製でもアオシマ製でも省略されているトノカバーを自作します。
トノカバー表面には凹凸があって、まず凸の部分をこんな風にプラ板から作りました。

そして凹の部分と貼り合わせ、スピーカー側に差し込み式の蝶番を作って完成です。
と簡単に書いていますが寸法をキチンと合わせるのが難しく、失敗を含めかなり手こずった箇所でした。

こんな風に開閉可能ですし、実車どおり取り外しも可能です。

裏側の凸凹も再現されています。

次回に続きます。
今度こそなる早で更新します。


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- 2022/06/11(土) 18:23:57|
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タミヤとアオシマのFC3Sのキットのいいとこ取りしたニコイチ改造今回からスタートです。
FCを完全再現したタミヤのシャーシに後期型のアオシマのボディを組んでみますが、設計が違いますので当たり前ですが組めません。ひっかかります。

シャーシに一体成型されているラジエーターが干渉するんですよね。あとシャーシ先端も収まりません。
そこでハイパーカットソーでラジエーターを切り離し、シャーシ先端も切り取ばります。

ついでにエアクリーナーと一体成型されているクーリングファンカバーもエンジンに干渉するので少し切って短くします。
これでボディにシャーシーを組めるようにはなりましたが、まだエンジンルーム内のチリが合っていません。

そこでフロントウィンドウ側のエンジンルーム端をラインチゼルを使って切り離し、2mmほど寸詰めをして再接着しました。

これでボディとエンジンルームのチリも合いました。
そして次に内装ですが、ダッシュボードは甲乙付け難いクオリティです。

タミヤのは前期型リミテッドのカーステにオートエアコン、そしてアオシマのは後期型のOPだったCDプレイヤー付き2DINカーステとマニュアルエアコンを再現してます。
私の愛車のはズバリアオシマのまんまだったので迷うことなくこっちを使います。

後席とトランクルームはタミヤの勝ち!アオシマのはあっさりしてカクカクすぎます。

ただしリヤスピーカーのネットの形が前期型の台形カットなので、ここは後期型の円形に修正したいところです。
ですがドア内張りは別パーツ化してるアオシマの圧勝!
タミヤはキャビンと一体成型なので、なんとなくの形しか再現してありません。

と言うわけで内装は、タミヤのキャビンにアオシマのダッシュボードとドア内張りのニコイチに決定。
まずはタミヤのキャビンからドア内張りを切り離します。

代わりにアオシマのドア内張りを取り付けられるようにプラ材とパテを削った盛ったして帳尻を合わせます。

センターコンソールの幅も合わないのでここも修正します。

ドア内張りとダッシュボードも合わなくなってしまったので、ここも調整しました。
こうしてアオシマのボディ、ダッシュボード、ドア内張りに、タミヤのキャビン、シャーシの組み合わせの調整が終わりました。

さらっと書いてますが、これだけで実際半月以上かかっています。^^;
次に足まわりです。
タミヤは前期、アオシマは後期純正ホイールなのでアオシマのを使いますが、これまたタミヤのシャーシと合いません。

アオシマのはホイール側に軸受けのポリキャップがあってハブに軸がある設計なのに対し、タミヤはその逆でホイール側に軸があります。
タミヤのハブ側をアオシマホイールに合わせて改造するのは大変なので、アオシマホイールをタミヤに合うよう改造します。
その方法ですが、具体的にはタミヤのホイールの軸をアオシマに移植します。
ヒートペンでタミヤホイールのスポークを斬ります。

溶かし切るのが最も部品に対して負荷が少ないですからね。

十和田技研 ヒートペン EASY WELDER プラモデル用工具 ツール HP-1000 【Amazon】
軸だけ移植するのが最も楽なんですが、それでは接着面が少なくて強度不足になるため根元ごと切り離しました。
次にアオシマのホイールは、軸受け部分をルーターで削り取りました。

改造でホイールを触ってると角のメッキが剥がれてくるので、後で全塗装するためメッキを落としました。

ハセガワ 模型用メッキはがし剤 (パーツ洗浄・塗装はがし) 【Amazon】
軸を移植した時にトレッドが狂わないよう軸の土台とホイールの移植面はギリギリまで薄く削ってあります。

センターが狂わないよう気を付けて軸をホイール裏に接着します。
ボディとシャーシにホイールを仮組みしてチェックします。


車高、トレッド共にOKです。
これでニコイチの大まかな道筋が経ちました。
次回に続きます。


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- 2022/04/10(日) 11:06:24|
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1991年(平成3年)から2004年(平成16年)まで13年間乗っていた元愛車のマツダ・サバンナRX-7を作ります。
持病の糖尿病の経過も順調で体調が安定してますし、介護も父親が特養に入所した事で大変だった時期はどうにか過ぎましたので、そろそろ趣味の模型を再開する事にしました。
これがその元愛車です。

新型のFDが発表された時、その価格がだいぶ高くなってたため逆にFCに客が殺到し、品薄から中古車価格が高騰する現象が起きまして、この個体は関西中のマツダディーラー(当時はアンフィニ店)を探し回って見つけた新車FC最後の在庫車の2台のうちの1台でした。赤の最後期型GT-Xです。ちなみにもう1台は黒のGT-Rでした。

いつか模型でこの愛車を再現しようと手放す前にたくさん写真を撮っていたんですが、それを記録してたCD-RWがその後壊れて読めなくなってしまい、バックアップを取ってなかった事にでんぐり返って嘆きスネちゃいまして、以降製作を凍結していました。
でも某漫画の影響かFCの人気は生産が終了して久しい今も廃れる事がなく、ネットを調べれば各部のクローズアップ画像は大抵出て来る恵まれた状況が続いてますので、年齢的にもやりたい事が出来るうちにやっておこうと今回作る事にしました。
使うキットはアオシマとタミヤのFC3S。

アオシマのFCは良く出来てると評判も良いし、さらにはズバリ愛車と同じ後期のGT-Xなので、普通はこれだけで十分なんですが、セブンへの思い入れが強い私としてはちょっと気になる箇所があるのです。
というのはこのシャーシー、先に製品化されたFDのを流用した物なんです。

後端の燃料タンクの片方がすっぱりカットされてるのは、FCの場合ここにマフラーが通るので金型を修正したからです。アオシマの中の人から直接聞きました。
シャーシーがFDという事は足回りも当然FDになります。FDは4輪ダブルウィッシュボーン。FCは前輪ストラット、後輪セミトレ型マルチリンクなので全然違います。
完成後は見えないから気にしなければ良いのですがなんかちょっとひっかかる・・・対してタミヤのキットは専用金型なので純粋にFCのシャーシーになっています。燃料タンクや足回りはもちろん、トランクの深さを確保するためスペアタイヤが縦置きなのもちゃんと再現!

さらにRX-7最大の特徴であるロータリーエンジンも再現してある。(写真のは作りかけで放置したエンジンパーツ)
これはタミヤのを使いたくなるじゃないですか。
そんなわけでアオシマボディにタミヤのシャーシーの組み合わせでRX-7を作っていきます。
で今回買い置きのタミヤキットを積みの山から発掘したのですが、随分昔に購入して作りかけのまま放置していた代物なので組み立て説明図がなくなってました。で、
ホビーサーチのサイト
から組立図の画像探したりしていたところ、それを見ていた盟友の模型電動士さんから、ウチにタミヤFCあるし予備パーツもあったほうが何かと便利だろうから使いなされと気前よく譲っていただけました。

さらにFD前期後期両方と180SXのおまけ付き。180もタミヤ製はFCと同じく今プレ値で高いぞ!
しかもよく見たら前期FDはあの今は亡きロッソ製品ではありませんか!初めて見たよロッソのFD!

模型電動士さんありがとうございます!
これはもう再度途中で投げ出す事は出来ませんなあ。^^;
というわけで士気もより高まり、予備パーツも確保出来たという事で、RX-7愛車仕様製作スタートです。


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- 2022/03/26(土) 20:16:07|
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長らく続いたイカ娘フェラーリの製作、ついに今回で最後です。

フロントウインドウの補強板を、0.2mmプラペーパーで作ります。
皿ネジの頭は、クレオスのMr.リベットマーキングで再現しました。これは本体を押し付けると軸が回転して軽い力でキレイな〇型モールドを彫る事が出来るというスグレモノツールです。
GSIクレオス Gツール Mr.リベットマーキング 【Amazon】
補強板を塗装して取り付けました。

運転席側のAピラーには謎の発光板が付いています。

写真を見て、平面の板に丸いLEDが6つ並んでると思ったので、その様に作ったのですが・・・

他の写真も調べると、どうやら平面ではなく段々の形状になっていて、そこに四角いLEDが付いてるのが分かりました。

せっかく付けたボディとシャーシを再び引っぺがし、謎の発光板を作り直しました。

リヤハッチはボンネット側とはまた違った形のキャッチピンが付いています。

この形のエッチングはありませんので、洋白線と真鍮パイプで自作しました。

ハッチ内へと繋がるケーブルは、KA ModelsのHood pin setに付いてたテンションワイヤーに穴を開けて流用しています。

カーボンデカールを貼った自作ミラーを取り付けます。
ミラー部分はハセガワの鏡面用フィニッシュ使用。
ハセガワ トライツール 鏡面用フィニッシュ 平面用金属光沢シート 【Amazon】
ルーフアンテナを再現しました。
しかし取り付けて実車画像と並べてみると、形が全然違う事に気付きました。
パッと見からてっきりロッド型と思い込んでたんですが、よく見たらシャーク型になっています。
(左:模型 右:実車)

なので作り直し。
円錐の土台に薄い板を差し込んだ造形になっているので、加工がちょい大変でした。
フロントスポイラーとGTウイング取り付けました。

フロントスポイラーは0.5mmプラ板の切り出しです。

やはりGTウイングが付くと一気にGTマシンぽくなりますね。
あとはボディにタミヤモデリングワックスを塗って光沢増し増しにし、イカ娘フェラーリ完成です!


2013年1月から作り始め、7年半中断して去年から再開。なんと8年越しの完成となりました。
これまで手掛けた自動車模型の中では、2006年に作ったカウンタック試作車LP500を超えて一番の難産です。
正直この車がまだ旬なうちに完成させてやりたかった。今じゃアニメどころか原作の漫画すらとうの昔に終わってますからね。
でもこんな大変な物よく作ったなあと自分で自分を褒めてやりたいです。
HPに写真27枚アップしました。

フジミ模型 1/24 きゃらdeCAR~るシリーズ No.37 侵略! イカ娘/フェラーリ F430 challenge 【Amazon】
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- 2021/07/31(土) 20:34:18|
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