後半はシャシー側の製作です。
足回りはディテールが凄いので一見大変そうに見えますが、あっという間に組めちゃいました。

触媒の「Fujimi CO.,LTD」の刻印は削り落としてしまいたいところですが、そうするとメッキがはがれて塗装しないと見られない仕様になってしまうのが悩ましいところ。「塗装不要」が逆に足かせになる部分です。
ブレーキローターはマフラーと一緒に別金型にしてサテンメッキにしてほしかったですね。まっ黒なのが残念。

黒成型なので、ホイールのスポークの隙間から奥にローターがあるとわかりません。これではドラムブレーキみたいだ。
そして最も気になってたダッシュボード、中でも細かい塗り分けが必要なセンターコンソール部分はシール再現になっていました。

うーんここは起伏の多いディテールなので大丈夫なのかなあ・・・
大丈夫じゃありませんでした。予想通りシールが馴染まずシワ入りまくりです。○| ̄|_

失敗して学びましたが、ここにそこそこ見られるようシールを貼るには、
- シール両端のシルバーの加飾部分を切り離し、真ん中とは別々に貼る。
- 無理にモールドの凹凸に馴染ませようとしない。密着させず軽めに平たく貼る。
- ナビ画面下の4つのボリュームつまみには馴染ませるのは不可能なので、丸ポンチなどでシールに穴をあけておく。
- もしくはつまみのモールド自体を切り落とし、ここはシール印刷表現とする。
でしょうかねえ。
まあ内装なんて完成後はほとんど見えないから気にしないというのが最も良いのかもしれません(苦笑)。
そしてキャビンの組み立て出来上がりです。ここも超簡単に組めました。

センターコンソール以外のシールのなじみは良好で、特にウッドパネルの質感は良い感じです。
シャーシー&キャビン側は、組み立てに関してはボディ側より問題が少なくサクサク組みあがりましたが、クオリティ的にはまだ詰める余地ありというのが個人的感想でしょうか。
そうして最後にキャビンをシャシーに取り付け、次にボディを付けて、車NEXTヴェルファイア完成です。

最後にタミヤ・モデルクリーニングブラシでボディ表面のホコリを払い、モデリングワックスを塗り込んでやると、そのままでも光沢のあるボディが一層艶めかしくなって良い感じになります♪



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《完成画像》塗装なしでこの光沢だと…!?(;・`д・́)
そして接着剤使わなくてもガチガチの剛性感で、部品がポロッと外れるとかなし。








予想していたより見た目はずっと良いです。いや良すぎ!
特に意外だったのは、窓枠などのシール貼り部分の自然さでした。これは車自体がフラッシュサーフェイス化で、表面に凹凸の少ないデザインなので馴染みやすいというのもあるんですが、塗装と比べても左程遜色ありません。むしろ初心者が筆塗りすると、大抵ムラが出たり線がヨレたりするので、このシールのほうが圧倒的にキレイに仕上がります。
そしてグロスインジェクションのこの光沢!いくらツヤ出てても成型色のままだったらウエルドラインあるし意味ないじゃんと思ってましたが、実際にはそんな物は見当たらず杞憂に終わりました。
ただ組み立てに関しては、はめ込みの固さ具合に難アリな所が数点あり、そこに関してはまだ詰めの甘さが見られますね。近日中に出るリニューアル版ではその辺の調整も行われていることを願います。
なんにせよストレスフリーでどんどん形になっていくのは作っていて気持ち良く、車という題材は艦船以上に色プラとの相性が良いのが証明されました。
車NEXTシリーズは現時点で第二弾のハスラー、三弾のアルファードまで出たわけですが、艦NEXTやPtimoと共に息の長いシリーズになって欲しいものです。


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- 2018/08/17(金) 21:17:20|
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フジミ車NEXTヴェルファイア、前回のパーツを見たレビューに続いて今回は製作・前編です。
このキットは簡単に作れるのが売りなので、実際に組んでみないとそこの良し悪しは語れませんからね。
まずは窓のマスキングから。

ハサミで切ると早い代わりにフリーハンドのヨレがどうしても出てしまいますので、面倒ですが定規を当ててアートナイフで切っていきます。といっても直線ラインばかりでなく微妙なRが付いてますからそこは曲線テンプレートも併用してカッティングマシンで切ったようなビシッとしたラインが出るよう気を配りました。なんかいきなり初心者向けじゃない事やってるし(苦笑)。
これをウインドウパーツの裏側に貼っていきます。
なんで裏側かと言うと、実車の窓も黒セラ塗装を裏側から塗ってるから。

サイドウインドウはそうでもないですが、フロントやリアは表面が曲面になっているのでマスキングシートにシワが寄りやすいです。そこでシートをいくつかに分割して貼ってやるとキレイに貼りやすいです。分割した継ぎ目には余白のシールを短冊状に切って貼り付ければ、そこから塗料が浸み込む事もありません。
また取説では模型用塗料なんて敷居が高いと感じる人向けに、マジックで塗る事を提案しています。

なので物は試しにマジックで塗ってみました。
ちなみに基本的な事ですが、プラは水性インクをはじきますので油性ペンを使います。

マジックは隠ぺい力が弱いので、一回塗っただけでは塗りムラが透けて見えます。なので乾いてから2度3度と塗り重ねてやれば確実。
比較用に模型用塗料のMr.COLORでも塗りました。

上が油性マジックで下がMr.COLORのフラットブラック。
写真では一見マジックのほうが黒の締りが良く見えますが、それはインクに光沢があるからであって、実際のはMr.COLORのほうがずっと隠ぺい力強いです。
しかし不思議な事にこれを表から見ると、取説に書いてあったように油性マジックの塗りムラはほとんどわからず、両者とも左程差がないレベルになるんですね。

目の肥えたモデラーでも十分使用に耐えるレベルで、今までエアブラシでムラや透けが出ないよう神経尖らせて塗装してたのがバカらしくなります。ただしマジックは触ると色落ちしやすいので、ガンダムマーカーを使ったほうが良さげ。
ちなみにこの黒セラ塗装は前回のレビューに書いた通り、近々出るリニューアル版ではより簡単なシール貼り表現に変更されるそうです。
次に窓パーツを裏側からボディにはめ込みますが、意外と固い個所もあるので思い切ってエイッとはめます。

内側から見ると、ツインムーンルーフのシェード部分のモールドがヒケているのが残念です。どうせ見えないから良いっちゃ良いんですが、私は内装の仕上がりにわりとこだわる方なので。
パーツのほとんどは「アンダーゲート」と言って、切り離す枝がパーツの側面もしくは裏側に付いている設計で、切り口が表面に出ないので美しい仕上がりになります。特にグロスインジェクションのボディにとってその恩威は計り知れません。

けど代わりに切った枝の端が裏側に残ったり、切った痕が接着面に出るので、それをアートナイフやヤスリで処理する分だけ工程が多くなってしまい、初心者向けなのかどうか考えると痛し痒しな所でもあります。
さてそれはそれとして組み立てはパチンパチンと滞りなく進んでいったのですが、フロントグリルのはめ込みがえらい固く、えいやっと力任せに押し込んだらリップスポイラーが割れてしまいました。ギャー!やってしまったあ!!

自分だけかと思ったら、
アマゾンのレビュー見たら同じトラブルに見舞われてたという書き込みもあるので、これは設計上の問題のようです。
こういう失敗は普通のキットなら割れた個所をくっ付けた後にパテ処理して塗装すれば跡形なくリペア出来るのですが、こいつは無塗装キットゆえにこの方法でのリペアが出来ません。
そこで試してみた補修法。
まず割れた断面に模型用セメントをタップリ付けて、わざとはみ出させて接着します。そしてリップ裏に0.3mmプラ版を瞬間接着剤を使って裏打ちして補強します。

はみ出したセメントは接着面のプラの顔料が溶け込んで同色のパテと化します。そして数日待って完全に固着したら、サンドペーパーでサンディングします。撹拌棒の平たい面に両面テープでサンドペーパーを付けると便利。
#400→#2000までペーパーの番手を徐々に上げてサンディングし、最後にコンパウンドで磨いたらご覧のとおりリペア痕がすっかりわからなくなりました。

あとは裏打ちした0.3mmプラ板の厚みの分だけシャシー側に干渉するので、シャシーをその分削っておきます。
なんとか塗装せずにリペア成功!
破損の原因となったフロントグリルを入れる穴は棒ヤスリで削って広げ、セメントで接着するようにしました。
あと初心者でも出来るちょっとしたディテールアップポイント。

ドアミラーウインカーはこんな風にクリアパーツをガーニッシュで挟み込む設計になってますが、中にシールの銀の余白を切り取って貼っておくと・・・

こんな風に内部の反射鏡が再現されて見た目が俄然良くなります。
上がディテールアップで、下が素のまま。

同じ要領で、リヤウイングのハイマウントストップランプにも使えます。

テールライトの赤電球はシール貼りでの表現ですが、意外と悪くない印象。
窓枠の加飾もシール貼りです。つまようじを使うと馴染みやすいとありますが、先が固いのでシールに傷が付きやすいので綿棒のほうが良いですね。私はガイアノーツのフィニッシュマスターを使いました。これなら毛羽立たないのでシールがチリを噛む事もなくてもっとグッド!

そしてこの窓枠もやはり下手に塗装するよりよっぽどキレイな印象。良い意味で期待を裏切られました。
というわけでボディ側の完成です。

後編ではシャシー側を作ります。


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- 2018/08/13(月) 22:18:22|
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実は去年の春に、接着剤塗装いらずのプラモデル「フジミ車NEXTシリーズ」の第1弾であるヴェルファイアを作っていたのですが、そのすぐ後に体調を崩して半年以上サイトを休止する事になってしまったため、そのままずっと放置となっていました。

そんな折、姉妹車であるアルファードが車NEXTシリーズとして発売となり、併せてヴェルファイアも近々改良版に更新されるそうでして、この機会を逃すとこのままお蔵入りになりそうなので今更ですが記事に起こそうと思います。
そんなわけで第1回目はまずキットレビューから。
部品一覧です。

成型色は、つや有黒、つや無黒、ダークグレー、クリアー、クリアーレッド、クリアースモーク、という具合です。
最も大きい部品であるボディパーツです。

アルファードと部品共用できるよう、ドアとリヤフェンダー以外の外装がすべて別パーツ化されているのが特徴。
これ専用ボディだったら超簡単組み立てだったので惜しい気もしますが、コストを考えたら共用設計は常套手段なのでまあ仕方ないのかも・・・
で、これがその分割化された外装パーツ。ルーフやらボンネットが見て取れます。別パーツ化した恩威で、普通はバンパーに必ず出るパーティングラインがありません。

そしてこの外装部品は車NEXTシリーズの最大の特徴であるグロスインジェクションになっており、ものすごく綺麗な光沢が出ています。懸念していたウェルドラインも全くなく、これと同等のクオリティを塗装でやるには熟練者による研ぎ出し処理まで行わないと難しいでしょう。
次に艶消し黒部品です。

シャーシー底や足回りの部品がこれに当たります。通常の黒成型の場合は大抵半光沢ですが、それよりはちょい艶消しになっている感じ。
また足回りはシャフトを通すだけの簡易なものではなくてちゃんとサスアームを組んでホイールを支える実車に近い構造で、再現性はフジミのカーモデルの中でも優秀な部類かと思います。
ダークグレーなパーツ。

ここは内装関係のパーツです。
キャビンは今のフジミのカーモデルの定番であるバスタブ型デザインで、ドア内貼りはおろかシートの座面まで一体成型されています。この設計は抜きの都合で側面ディテールが省略される上に塗装に手間がかかるため私は好かんのですが、無塗装前提の車NEXTならば話は別。工程が簡略化されて組み立てやすいので、逆にうってつけだと思います。
メッキパーツです。

すべてピッカピカのクロームメッキなので、排気管など一部のパーツは艶消しサテンメッキに分けて欲しかったところ。あと触媒にデカデカとフジミの刻印があるのは、今時オモチャでもあまり見かけないのでいかがなものかと。
クリアパーツです。

透明度が高くて非常に高品質です。ただサイドやリヤガラスのスモークの濃さは実車と同じなのかもしれませんが、模型の場合光の当たる面積が少ないため実際より暗く見えてしまうので、もう少し明るくても良かったかな?とも思います。
ベゼルなど細部の塗装はシールで再現する形となるので、シールのサイズは大き目です。

使いやすさから粘着性の紙シールで、水転写デカールほどではありませんが曲面にもそれなりに馴染みます。
なお塗装派の人向けに水転写デカールもちゃんと入ってるのが親切。
ウインドウのマスキングシートです。

「線に沿って自分で切り出してください」仕様で、えっ!切れ目入ってないの!?と思いました。普通のプラモならともかく、初心者向け簡単仕様を謳ってる車NEXTでこれはアカンやろうと思います。その辺は中の人も重々承知だったのか、前記した次回の仕様変更で大幅に改善されるようです。
組立図です。


NEXTシリーズなので表面カラー印刷の見やすい仕様です。艦NEXTでは優男風の海軍少尉さんがホスト役でしたが、こちらはアテンダント風の意識高そうなお姉さんがその役を担ってます(笑)。
そんなわけで次回は製作編です。


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- 2018/08/11(土) 11:30:23|
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アオシマの1/24二代目RX-7(FC3S)に新たなバリエーションモデルが3月末日に発売されました。
今までありそうでなかった後期型のノーマル仕様、その中でも純正16インチホイールを履いた最終年次改良車でして、いつか出してくれないだろうかとかれこれ20年以上待ち焦がれていたキットです。

なぜならこれはかつての私の愛車だったからで、しかも箱絵と同じグレードで同じ色!もうこれだけで心が躍ります♪
当時の写真。まだデジカメじゃないw


FCは新型のFDが発売になった直後、駆け込み購入殺到によりプレミアムが付いて一気に品薄になり、この赤のGT-Xは関西すべてのマツダディーラーにあった最後の在庫車2台のうちの1台でした(もう1台は黒のGT-R)。運良く最も欲しかったグレードの最も欲しかった色だったので即決!つまりFDが出てから購入したクルマでして、運転があまりに楽しくてその後13年も所有する事になった、私の車暦の中でブッチギリでトップのマイフェイバリストカーです。
さて話は戻ってキットレビューです。
部品一覧。

89年モデルと銘打ちながらこの製品は前期と後期のコンバーチブルキットでして、そのためエンジンレスの1/24カーモデルとしては部品数はやや多め。
そしてこれが最大の目玉である新規金型部品の純正16インチホイールです。
これが自作出来ずに今までずっと欲しかった!!似たようなホイールはいくつかあるけど、全く同じ物に改造するのはやはり難しくて手を出せなかったのです。タイヤの銘柄が純正のブリヂストン・ポテンザRE-71じゃないけどそれくらいはOKだ!
ただFC3Sは、マイナーチェンジ初年の89年にはまだ15インチホイールが標準で、この16インチホイール装着車が出たのは確かその後年次改良が行われた最終年の90年か91年からだったと思います。なのでこの商品名にはちょっモヤモヤする所があったりなかったり・・・
ボディ成型色も赤かと思ったんですが白でした。

でも赤の成型色は、「染み出し」と言って上に塗った塗料やデカールに経年変化で赤が滲み出る事があるので、個人的にはこの方がありがたいです。
上のフロントバンパーが後期型で下が前期型。
インテーク形状が違うのと、バンパー向かって右天面のmazdaロゴが、前期はステッカーで後期はエンボス加工になってます。

なお後期型にはフロントスポイラーが一体成型されていますが、これは当時特別仕様車以外ディラーオプションでした。最初に発売されたアオシマFC3Sがドレスアップ仕様だったためこうなってるのです。
ドアパンチからボディをガードするサイドモールも珍しく別パーツ化されています。

これはモールの形と色が前期と後期とでは違うからですね。
下画像の右上の帯状の部品が前期型のサイドモール。

内装は、実車と比べてシートの角がやや張りすぎかな?っていう印象です。トランクルームのリヤスピーカーのネット形状は、後期型に準じた円形になってます。
そしてキャビンが最近のキットによくあるコストダウン目的のバスタブ式と違い、ドア内張りが別パーツ化されているので側面のディテールが簡素になっている事もなく、実車そのまま精密に再現されています。

またカーステは、後期型のGT-Limitedスペシャルエディションに標準で、他グレードにはオプション設定だった最上級システムの「オーディオシステムIV」になってます。私もこれを当時選んでいたので嬉しい♪このパーツは左ハンドル車用の部品も付いてます。
テールランプやサイドマーカーといったクリアパーツは最初から色が付いてます。

クリアカラーは透けるため慣れないと色ムラが出やすいので、これはありがたい配慮。
持ち上げてばかりではステマ臭いので落とすところも(苦笑)。アオシマのFC3Sのシャーシは、FD3Sの金型を部分改造した物が使い回されているので、実車と形が全く異なります。

特にFDとの大きな相違点である左右張り出し型マフラーを取り付けるため燃料タンクの片方がスッパリ切り取られており、無論実車はこんな形をしてません。また当然ながら足回りも異なり、FDは四輪ダブルウイッシュボーンサスですが、FCは前輪ストラット、後輪セミトレーリング型マルチリンクです。
ブレーキローターはクロームメッキでつやありすぎ。金型配置の都合なんでしょうが、ホイールと同じくアルミ調のほうがまだそれっぽかったかと。

マフラーカッターは前期と後期で別部品が用意されており、長いほうが後期です。これは後期の大型化されたリヤバンパーに対応したためですが、実車もこのように長さに差があったかどうかはわかりません。そしてどうせならマフラー本体もメッキ加工して欲しかったですね。
窓枠のマスキングシートは切れ目がちゃんと入っており、自分で切り抜かなくても良いタイプです。デカールの図柄は前期と後期、グレードはGT-RとGT-Xの分が用意されています。

また検査標章と点検ステッカーも現行デザインと昔のFCが現役だった頃のデザイン両方が付いてます。
このデカールは、今回のキット用に新規製作されたものだそうです。
組立説明図です。



アオシマ公式の広報用塗装済み完成画像です。


RX-7は歴代どれもホイールを社外品に交換された車両が多かったんですが、私は純正が気に入ってたので最後まで変えませんでした。なのでこれはどこからどう見ても若き日に13年間乗り続けたあのRX-7そのものでして、アオシマさんホントよく出してくれました!ただただ感謝に絶えません。
とはいえ、ハンドルとかマフラーとか少ないながらも市販品に取り替えたり、ディラーオプションを足したりして全くの素でもなかったので、是非模型も愛車仕様に改造したいですし、欲を言えばリトラクタブルライトの開閉ギミックや、タミヤキットとのニコイチでエンジンルーム内部や正しいシャーシを再現したいところ。
でも今の生活ではそんな事言い出したらとてもじゃないけど作れないので、まずは素組みで時間を見つけて少しずつ作って1台完成させたいと・・・そしていずれまた以前のように時間を潤沢にとれるようになったとき、改めて理想の1台を作ろうかと考えています。
なのでなくならないうちにもう1個確保しておかなければ(笑)。

青島文化教材社 1/24 ザ・モデルカーシリーズ マツダ FC3S サバンナRX-7 1989 【Amazon】
テーマ:模型・プラモデル - ジャンル:趣味・実用
- 2018/04/07(土) 12:46:34|
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